[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1388]

別の視点をメルマガ読者様よりいただきました^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「社会福祉施設で仕事中にケガなどをする労働災害に見舞われた
職員が、昨年の1年間で8738人に上った(前年比5.5%増)」

「その内、50歳以上の職員が57.5%を占めている」

・・・・

このデータだけで何かを語ったり断定したりするのは
難しい気がしますが、

それでも

「お年を召した職員の方が業務上の事故に遭いやすい
かもしれない」

という点は、仮説としてそれなりに信憑性はあるのかも
しれません。

“中高年齢者が働きやすい職場づくりを推進する”

そんな中でも様々、経営者として注意すべき点は多い
かも知れないな、

とあらためて感じた次第です。

※参照資料はこちら

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000209118.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■別の視点をメルマガ読者様よりいただきました^^
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●昨日のメルマガにてご紹介させていただいた、「エグジットインタビュー」という取り組
み。「似たようなことは自社でもやってきましたが、ここまで明確な目的を持ち、体制を整
え、そこで得た情報を組織に活かそう、というところまでは出来ていませんでした。早速、
見直してみます」幾人かの読者様からそのような、大変嬉しいご感想をいただきました(皆
様、本当にありがとうございます!)。

●そのような中、「この視点、他の読者の皆様に対しても“更なる気付き”のご提供につな
がるかもしれないな」と感じる、非常に鋭いフィードバックを北海道地区の介護経営者様
(A社長)よりいただく機会がありました。と、いうことで、本日は是非、A社長からいた
だいたご意見を皆様にも共有させていただきたく思います。以下、A社長からいただいたメ
ール文の抜粋についてです。

●「原田さん、お久しぶりです(中略)。さて、今朝のメルマガ、自社の取り組みをあらた
めて見直すきっかけになりました。うちでも“エグジットインタビュー”のようなことを行
ってはいますが形式的になってしまっており、まだまだ工夫を加える余地は十分にあるこ
とを痛感しました」

●「また、それと同時に、この取り組みをより有意義なものに仕立てていくことで、別の
観点からも、残っている既存職員の定着率向上にも貢献させることが出来るのではないか、
とも感じた次第です」

●「「退職していく人財に対し、法人としてどのようなスタンスで向き合い、どのようなコ
ミュニケーションを最後に取ろうとするのか?」恐らく既存の職員はその動きをジッと観
察しているのではないかと思います」

●「何故ならそこに、人財に対する法人の“本当の考え方”が表れると思いますし、「いつ
か自分にも退職するタイミングが来た時に、この会社はどのような対応で送りだしてくれ
るのか?」を想像するのではないか、とも思います。そして、それら一連の動きを見る中で、
今の法人で働く事への安心感も自然に生まれてくるのではないでしょうか」

●「その意味ではこの“エグジットインタビュー、”得た情報を今後の組織に活かす”のみなら
ず、”その考動を通じて、社員に対する法人の人材に対する姿勢を示す”という点も含めて、
既存職員の定着率向上に貢献出来るのではないか、と感じた次第です。貴重な気付きをありが
とうございました」・・・・(A社長、鋭いフィードバック、本当にありがとうございます!)

●さて、A社長からいただいた上記視点、皆様はどのようにお感じになりましたでしょう
か?「今以上にいい組織をつくりたい」そんな気持ちをお持ちの経営者・幹部の皆様は是非、
A社長の視点も含めて“エグジットインタビュー”の取り組み方法について工夫を凝らして
みても面白いかもしれませんね ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心での打合せを経て、

明日の仕事場である秋田へ移動します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。