[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1142]

理念を自分事として引き(惹き)つけるには

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

昨日開催された、介護給付費分科会。

前週に引き続き、

平成30年度介護報酬改定に向けた審議報告の
とりまとめが行われたようです。

今まで都度都度、お伝えしてきているので、

目新しい情報はそれほど多くはないかと思いますが、

念の為、是非、確認されておかれることをおススメします。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=126698

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
■■
■■理念を自分事として引き(惹き)つけるには
■■
────────────────────────────────────────

●先日、首都圏地区の介護経営者(A社長)と経営理念の浸透について意見交換をさせてい
ただいた時の事。今から約10数年前に出会ったB社長から「このやり方は社員教育として
も、管理職教育としても効果を発揮するよ」と教えていただいたある取り組みを思い出し、
お伝えさせていただいたところ、「面白いですね。早速、自社でも検討してみます」とい
う、とても嬉しいご感想をいただくことが出来ました。

●今日は是非、A社長に教えていただいた内容を皆様にも共有させていただきたく思います。
表題通り、“理念を自分事として引き(惹き)つけるには”というテーマについてです。

●B社長が取り組まれていた仕組みは至ってシンプル。「自社の理念を実現するために、ど
んな考動を取るか」「そのことにより、どんな効果が上がると思われるか」「実行する上で
ハードルとなりそうな事はないか」「それをどう解除するか」この4項目について記載したシ
ートを2ヶ月に一度各スタッフから提出してもらい、都度、(設定内容に対する)上司からの
アドバイス、及び上司と共に振り返りを行う(実施後)、というものでした(ちなみに2ヶ月
にした理由は、“1ヶ月だと期間的に短すぎるし”“かと言って3ヵ月だと間延びしてしまう”とい
う判断からだそうです)

●「これを行うと、スタッフには“理念”と“自業務”を引きつけて考える習慣が身につく
し、何より“自らが決めた考動変化により、今まで以上に誰か(顧客etc)に喜んでいただ
ける”という貴重な体験が出来る。一方、管理職は“理念に沿ったフィードバックを行う”
という点で理念に対する理解・思考がより深くなる。スタート段階はなかなか大変でしたが、
社全体でこの取り組みを盛り上げる工夫等を行う事により、今では随分現場の雰囲気が良
くなってきた、と管理職メンバーから嬉しい報告が上がってきます。これはおススメです
よ」・・・・・・

●さて、この取り組み、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも興味を
お持ちいただけた方は是非、自社ではどんな取り組みが出来るだろうか?一度、時間を取って
思考を深めてみても悪くないかもしれませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、愛知県三河地区にて。

“働き方改革”

を実行され、成果を挙げていらっしゃる経営者様
にインタビューを行わせていただきます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。