[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1110]

当たり前の様でいて、なかなか難しいことって実は多いですよね。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

“自治会が食品ロス有効活用 家庭から食材集め調理、
住民に提供”

広島県福山市高美台自治会による上記取り組み、

非常に興味深いですね。

関心をお持ちの方は、下記記事をご確認下さいませ。

http://www.sanyonews.jp/article/617794/1/?rct=bingo

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■当たり前の様でいて、なかなか難しいことって実は多いですよね。
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●先日、近畿地区の介護経営幹部(A施設長)と人財育成について意見交換をさせていただ
いた折、「現場リーダーの部下となかなか目線が合わず、ストレスが溜まっている」という
お話をうかがいました(本当に“あるある”話ですよね^^)。そんな中、具体的な内容をお
聞きしながら、「確かに精神的にもしんどいよなぁ」等と共感しつつ、でも、一方で少々気
になるところがあり、そのことをお伝えさせていただいたところ、

●「ちょっと気持ちが楽になりました。今までとは異なる気持ちで事態に臨めるかもしれま
せん、ありがとうございます」という、とても嬉しい言葉をいただいた次第です。今日は、
その時にお伝えさせていただいた内容を是非、皆様にもご紹介させていただきたく思いま
す。7つの習慣でいうところの第1の習慣“主体性を発揮する”という話についてです。

●A施設長の話をうかがっていて、一体どこに私が違和感を感じたのか。いきなり直球の話
で恐縮ですが、それは、部下との関係において発生している現状の事態にについて、「スト
レスが溜まる、とてもしんどい状況だ」と無意識のうちに“定義”してしまっていた、という
点でした。

●現状のものの見方を変えることで、見えてくる景色は全く変わってくる。皆様もそのよう
な経験は数多くされているかと思いますが、私自身も同様の経験を重ねてきた中、私はA施
設長に次のようなお話をさせていただきました。

●「本当に大変な状況なんですね。心中お察しします、本当にお疲れ様です。ただ一方で、
A施設長が何とかしようとここまで一生懸命取り組まれているにも関わらず、なかなか事
態が好転しない、ということは、現状の延長線上での解決は難しいのではないかな、とも感
じるのですが、如何でしょうか?どうでしょう、ちょっと見方を変えてみれば」どういう意
味ですか?とご質問されるA施設長に対し、私は話を続けました。

●「もの凄く単純な事を申し上げるようでお恥ずかしいのですが、例えば現状を“辛い状況”
と捉えずに、“二人の考えの違いを理解し、すり合わせ、一枚岩になっていく為の千載一遇
のチャンス”と捉えてみれば如何でしょう?」

●「“今まで私と君は意見の衝突ばかりを繰り返し、私はもちろん、君にとってもストレス
が溜まる状況だったと思う。でも、せっかく同じ会社で仕事をしている訳だし、どうせなら
この状況を“互いを理解し合い、考えをすり合わせる絶好のチャンス”とプラスに捉え直し
てみないか?そうすることで、ひょっとすると今まで以上にもっといい関係や、いい答を見
つけ出すことも出来るかもしれない。少なくとも私はその方向で努力したいと思うので、す
まないがもう少し私に付き合ってもらえないだろうか。あらためて君の話を聞かせてもら
えないかな?」

●「例えばそんな会話から始めてみれば、ひょっとすると事態を変えることが出来るかもしれ
せんよね」そんな話をしたところ、A施設長より前述の様な反応をいただいた次第です。

●「刺激と反応の間に少しだけ隙間を空けて、目の前の事態・物事にどう反応・対応するかを
自らの意志で選びとりなさい。何故なら、全ては、あなたの心が決めていることだから」私自
身はこの考え方に幾度も救われてきました。翻ってこの話、皆様はどう思われましたでしょう
か?釈迦に説法のようで恐縮ですが、もし、あらためて何かを感じていただけたとするならば、
あらためて心の片隅に留めておいてもらってもいいかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、北海道で某社会福祉法人様との
定例ミーティング。

終了後、九州・博多へと日本列島を横断します^^

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。