[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1088]

対応ではなく、〇〇すること。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

4年前からこんなお店があったなんて、、、、

恥ずかしながら、全然知りませんでした(汗)。

こういう視点のお店が増えてくれば、

“より豊かな超高齢社会”

の着実な底上げが実現されていくかも
しれませんね。

是非一度、近いうちに足を運んでみたいと
思います^^

「有名パティシエが考案、介護の「食の悩み」に対応する
スイーツカフェとは」

http://www.excite.co.jp/News/column_g/20170922/Jprime_10647.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■対応ではなく、〇〇すること。
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●どこで耳にしたのか記憶が定かではないのですが(苦笑)、先日、とある介護事業者の集
まりの中だったと思うのですが、ある経営者の発言に対し、「なるほど、大変分かりやすく、
かつ、本質的で深い表現だなぁ」と感じた出来事がありました。今日は、その時の言葉の趣
旨を皆様にも是非、共有させていただきたく思います。「対応ではなく、適応する事」とい
う言葉についてです。

●「企業は環境適応業である」イギリスの有名な自然科学者、チャールズ・ロバート・ダー
ウィンの研究から派生・意訳された、とても有名な言葉です。「最も強い者が生き残るので
はなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」企
業の盛衰も全く同様である中、前述の経営者は「企業は環境適応業」という言葉に対して、
次ような趣旨の発言をされていました。「大事なのは“適応”することです。“対応”するこ
とではありません」・・・・

●私の勝手解釈からすると、表面上の変化だけを捉え、その変化にどう対処していこうか、
というレベルの思考が“対応”。一方、「何故このような変化が起きるのか」「物事の本質は
どこにあるのか」を見つめ、時には過去の成功体験すらも手放すほどの覚悟を持って、自社
の“あり方”を根本的に見つめ直し、未来を描いていくのが“適応”ではないか、と思いま
す。そして、それら2つの言葉の意味の違いと介護業界の現状・未来をクロスさせた場合、
この言葉の深さ・重みにあらためて“気付き”を感じた次第です。

●さて、この視点、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?勿論、“対応”レベ
ルの打ち手を否定する訳では決してありませんが(これはこれで必要なこともある)、経営
としてその次元に終始してしまっている、なんてことはないでしょうか?「自社は果たして
“環境適応”出来ているのだろうか?そもそも、しようとしているのだろうか?」たまには
そんな視点で自らの経営を点検してみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心にて月に一度の社内全体会議。

終了後、明日からの仕事場所である北海道へ移動します。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。