[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1017]

とても示唆深い業界記事に出会いました^^

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

“経済財政運営と改革の基本方針 2017(仮称)”

いわゆる

“骨太の方針2017(仮称)”

の素案が先週2日に挙がったようですね。

今までお伝えさせていただいた内容ばかりかと
思いますが、

念の為、お目通しいただければと思います。
(社会保障関係は28p~、介護保険法関連は32p~)

※経済財政運営と改革の基本方針 2017(仮称)はこちら

http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/0602/shiryo_02.pdf

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■とても示唆深い業界記事に出会いました^^
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●先週末、いつも通り何気なくネット記事を見ている中で、何だか心温まる、でも、非常に
示唆深い記事に出会いました。是非、挿入されている写真から発せられるメッセージも読み
取っていただきたく、先ずは、その記事のURLを共有させていただきます。「注文を“忘
れる”料理店 ふしぎなお店が目指すものは」という記事についてです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/mamoruichikawa/20170604-00071670/

●・・・・・・如何でしたでしょうか?お読みいただいた方には繰り返しになりますが、私は記
事の後段に書かれていた下記文章に、あらためて“気付き”をいただいた次第です。(以下、
記事より抜粋)

●「アイコさんたち認知症の人は、確かに全てをできるわけではありません。失敗すること
もあるし、他のスタッフやお客さんにヘルプを求めなければならないこともあります。でも
お客さんは、それ自体を貴重な“コミュニケーション”ととらえ、ワクワクした気持ちを感
じているようでした。」(以下、抜粋続く)

●「認知症の介護、“支える”“支えられる”関係は、ときに不寛容なものになることがあり
ます。介護される側は“何もできない人”として自由を奪われ、管理の対象とされる。一方
で介護する側にも、利用者の家族や行政担当者からの“事故を起こしてはならない”という
プレッシャーがあり、本当ならそんなに管理したくなくても、そうせざるを得ない事情があ
ることも少なくありません。一筋縄では解決できない、難しい問題です。」(以下、抜粋続く)

●「でも、もし“少しくらい、間違ってもいいじゃん”という寛容さを、わたしたちひとり
一人がほんのちょっとだけ持てたとしたら、そこにワクワク感が生まれるかもしれません。
一筋縄ではいかない状況を、わずかでも変えることが出来るかもしれません。」(以下、抜粋
続く)

●「わたしたち自身も、いつかは支えられる側になります。そのときに、少しでも自分自身
が幸せな環境を得られるようにという意味でも、“寛容さ”について改めて考えてみなけれ
ばならないと感じました。」(以上、抜粋終了)・・・・・・

●“寛容さ”を持つためには、(自らの価値観でなく)そのままの相手を丸ごと“認める”
と同時に、自らの物の見方に対し、“主体的判断(=どう捉えるか、を(感情ではなく)冷
静な気持ちで自ら選択する)”を行う習慣を身につけることが必要なのかもしれません。そ
してそれは、ご利用者やご家族に対しては勿論、職員に対しても(一定の基準こそあれ)必
要なスタンスなのかもしれません。。。。。さて、皆様は上記記事から何を感じ取られますでし
ょうか?例えば私の視点を叩きに、一度、考えてみても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、介護特化を志す会計事務所の皆様に
向けた

“一泊二日”

の研修の初日です。

少しでも有意義な情報を持ち帰っていただける
よう、

気合を入れて臨みます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。