ガンジー氏の事例を読んで、あらためて気付きを得ました。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、昔の研修資料を読み返す中で、

あらためてドキッとする内容に出くわし
ました。

インドのグジャラート出身の弁護士にして
宗教家、政治指導者、

そして、インド独立の父として知られる

モハンダス・カラムチャンド・ガンディー氏
(通称マハトマ・ガンディー(ガンジー)氏)

の話です(以下、敬称略)。

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昔、ガンジーと同じ町に、6歳になる、
ある少年が住んでいました。

この少年は何より甘いものが好きだったの
ですが、

残念な事に糖尿病を患ってしまい、

砂糖が原因で激しい痛みを伴う大きな
腫れ物が出来てしまうほどでした。

その少年の母親は少年を病院に連れて行き、

医者から甘いものを一切食べてはいけない、

食べ続ければその病気は決して治らない、

と強く言いつけられました。

しかし、少年はあまりに甘いものが好き
だったので医者の言うことを聞こうとせず、

母親がいくら叱りつけても効果がありません
でした。

困り果てた母親は、ガンジーのところへ
やって来て次のように懇願します。

“どうか、甘いものを食べないように、
この子を説得していただけないでしょうか?”

するとガンジーは、その子の様子を少し伺うと

「15日後にまた来なさい。
その時に息子さんと話をしましょう」

と返答しました。

母親はなぜ15日も待たされなければならない
のか、不思議に思いましたが、

とにかく、藁にもすがる気持ちで、

ガンジーの言葉に従うことにしました。

そして約束通り、

15日後に母親と少年は、再びガンジーのもとを
訪れました。

すると、ガンジーは、その少年を脇に連れて
行き、

ほんの数分間だけ話をしただけで

「終わりました。」

と言います。

母親はまたも不思議に思いましたが、

驚いたことにその後、

少年はもう甘いものを食べようとは
しなくなったのです。

不思議に思った母親は、後日、御礼を言う
ために再びガンジーのもとを訪れ、尋ねました。

「ほんの少し話をして息子が言うことを聞く
のならば、なぜ15日間も待つように言われた
のですか?

そしてあの時、息子に何を語ってあの奇跡を
起こされたのですか?」

「奇跡?奇跡だなんて、とんでもない」

ガンジーは答えました。

そして続けてこう言ったそうです。

「最初に私のところにやって来たとき、
私も砂糖を食べていました。

だからそのとき、私は少年に砂糖を断つ
ように勧められなかった。

しかし、私自身が15日間砂糖を断って
ようやくそれを伝える準備ができた。

私は自分もしてきたことをただ彼に勧めた
だけですよ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・・

如何でしょう?

少しドキッとしませんか?

ガンジー氏は、

自分自身がやっていないことを、他の人に
させることは出来ない、

そして、

少年を促して砂糖を摂ることを断たせる
ためには、

自分自身が砂糖を断つことが必要だと考え、

先ず、自らが実行しました。

“声ばかりが大きくて、行動が伴わない。
言葉は相手には通じない”

19世紀のアメリカの思想家・作家、

ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉です。

“率先垂範”

私たち経営者やリーダーは、日々の仕事に
おいて、

良いことであり、重要なことである、

と誰もが頭では分かっている、

このガンジーのような姿勢をどれだけ実践
出来ているでしょうか?

ちょっと振り返り、自らの襟を正すきっかけに
してみてもいいかもしれませんね。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も昨日に引き続き、朝から打合せが
続きます。

今日もかなり面白い、有意義な1日に
なりそうです。

では、充実した1日となるよう、今日も
互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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