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株式会社ケアビジネスパートナーズ代表・介護経営エナジャイザー 原田匡が
日々感じたこと・考えていること、介護経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。
先日、複数の介護経営者と座談会のような
雰囲気で意見交換させていただいた折、
“全ては自分自身にベクトル(矢印)を
向けて考えなければならない“
と熱く語る方がいらっしゃいました。
自分の周りに起こる、どんな物事や環境も、
全ては自分自身が意思を持って選択した
“結果”
であり、
そのようにとらえることが出来れば、
そこから人は学びを得たり、
成長したり、
未来に進むことが出来る。
逆を言えば、
他人の責任にし続けている限り、
また同じ過ちや苦しみ・悲しみを
味わうことになるかもしれない。
全く持ってその通り、
と思える考え方です。
しかし、同時に、一抹の違和感を
感じる部分も、
私自身は正直、あります。
ちなみに、この
“考え方”
そのものに対する違和感ではありません。
この考え方に賛同し、
実践されている方の内の一部の方に対し、
「それはちょっと違うんじゃないかなぁ。。」
と思う時がある、
という意味での違和感です。
“すべては自分の選択の結果であり、
責任である”
と言いますが、
でも、どう考えたって、事実としては、
“相手の方が悪い”
ということだってあるかもしれません(苦笑)。
また、
“すべては自分自身の責任”
と捉える人の中には、
ともすれば、
物事の本当・あるがままの姿をとらえる
ことなく、
もしくは、
これ以上、自分自身を傷つけたくない
ために、
盲目的に、
“自分のせいだ”
と自分自身に思い込ませ、
楽になろうとする人もいます。
(何故か経営者には、そんなタイプの人が
多い気がします(苦笑))
確かに、前に進むためには、
自分自身に矢印を向け、
その物事を、自分自身の中で
“決着”
させることが必要です。
でも、本当に腰を据え、
学びや成長を伴いながら前進する
ためには
その前に、
自らの感情を想いのままに爆発させたり、
わがままになったり、
もしくは傷ついたり、
事実をあるがままに見たり、
というような、
“本音”
“本当”
と向き合う時間が不可欠ではないで
しょうか。
そして、ひとしきり、それらとしっかり
対峙した後、
前に進むために、
今後、同じことが自分の周りで起こらない
ようにするために、
この事実をどう受け止め、
どう決着させるのか、
という順番で、
“最終的に”
自分自身にベクトル(矢印)を向けて
考える、
という方が自然ではないか、
と私は思います。
私は、そんな、
“ゆれ幅”
を持った人に人間的魅力を感じますし、
そのような揺れ幅や葛藤を経験するからこそ、
人に対しても本当の意味でやさしくなることが
出来るのではないかなぁ、
とも思います。
人間は、理屈の生き物ではありません。
感情の生き物です。
是非、自らの心の声・声にならない
気持ちや感情も大事にしつつ、
一つ一つの物事に対し、
自然体で、自分の心にスッと落ちる
ような、
自分なりの考え方・解釈を確立していければ
いいですね。
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は朝一番の新幹線で名古屋へ移動。
珍しく、午前中にセミナーを行い、
午後は、東海地区の社労士パートナーの
方々との座談会です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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