八戸ノ里ドライビングスクール。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

昨日、Yahoo!ニュースを何気なく
見ていた折、

私の知人がかつて通い、

“凄く良かったので、是非、他の
人におススメしたい”

と熱っぽく語っていた自動車教習所の
名前を見つけました。

自動車教習所業界は近年の少子化の煽りを
大きく受けると共に、若者の

“自動車離れ”

も相まって、

経営悪化に苦しむ会社がとても多い業界の
1つです。

しかし、そんな厳しい状況下、

23年連続して入学者数大阪ナンバーワンを
誇る教習所が大阪に存在します。

それが今日、ご紹介する

“八戸ノ里ドライビングスクール”です。

同社の取り組み、と言うより、取り組みの
姿勢は、

我々介護事業経営者に様々な示唆を与えてくれる
のではないか、と思います。

是非、

“この話のエッセンスは、我が社の経営にどう
活かせるだろうか?”

という視点を持ちながら、お読みいただければ
嬉しく思います。

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“サービス業としての意識改革が求められて
いるんです”

八戸ノ里ドライビングスクール社の谷岡樹社長
(44)は、教習所経営のポイントをこう指摘する。

同教習所の平成25年の入学者数(普通一種)は
約3800人。

前年対比で約10%のアップだ。

この伸び率、

現在、府下にある約40の自動車教習所の
なかではトップで、

23年連続で大阪一の座を守っている。

その好調な集客の原動力となっているのが、
業界の常識を打ち破った

“専任指導員制度”だという。

一般的に教習所の技能教習は、

生徒が、教習所の空きを見つけて
予約を入れる、

“教習所の都合に生徒が合わせる”

スタイルだ。

しかし、生徒の都合のいい時間に
空きがないケースも少なくない。

さらに、教習ごとに指導員が異なる
ことに不安を感じる生徒もおり、

“お客さま目線のサービスが必要”

と導入に踏み切った。

同制度では、卒業まで一人の専任指導員
が一人の生徒を担当。

マンツーマン態勢により、生徒の性格や
運転技術に応じたきめ細かい教習ができる
という。

予約についても専任指導員が生徒と相談
して決めるので、

生徒の要望に応えやすいメリットもある。

指導員もマネジメント能力などが問われる
ため、

“指導員全体のスキルアップ、サービス
マインドの向上にもつながる”

と同社長は強調する。

また、同所では、集客のためのイメージ
アップ戦略にも力を入れている。

主に若い女性向けとしてはハローキティの
サンリオと契約し、

教習にはハローキティのデザインが入った
教習車を使用。

車種も人気の高いトヨタのハイブリッドカー、
プリウスを用意した。

ハローキティはさまざまなところで活用。

教習所の大型看板や各種パンフレット類などに
加え、

入学者向けプレゼントとして

“教習所限定キティちゃん初心者マーク”

も用意している。

一方、近年、シニア層の入学者が増えつつ
ある二輪教習では、

米の大型人気バイク、

“ハーレーダビッドソン”

を教習用に使用。

若い頃、大型バイクに憧れ、

“いつかは大型に乗りたい”

というシニア層を中心に、

同バイクでの教習が人気を集めている
という。

また、5年前からは、

教習所と大阪市営地下鉄中央線・近鉄
けいはんな線長田駅からの送迎バスを廃止し、

入学者に同ルートで使える無料タクシーチケット
30回分をプレゼントするシステムも開始。

大盤振る舞いのサービスのように思えるが、

“乗客の少ないバスを定期的に走らせるよりも
コストが抑えられる”

と社長は打ち明ける。

谷岡社長は未来に向けた意気込みを
次のように話す。

“新しいアイデアでお客さまのニーズに
応えたいという思いが、

これまでこの教習所を支えてきた。

これからもこの想いを貫いていきたい”

しかし、取り巻く状況は厳しい。

全日本指定自動車教習所協会連合会
(東京都千代田区)によると、

24年に全国で自動車教習所に入学した
のは約157万人で、

ピーク時だった3年の約250万人から
約4割減少。

前述の通り、若者を中心とした自動車離れ
も顕著だ。

一方、24年の全国の教習所数は約1310カ所で、

ピーク時だった3年の約1400カ所からの
落ち込みは1割にも満たない。

21年6月の道交法一部改正による

“高齢者講習の義務化”

により、新たな業務による収入がある
ためだ。

しかし、

“免許取得者数は減るのに、教習所は
それほど減らない。

競争はますます激しくなる(同連合会)”

と指摘する。

この傾向は今後も続くうえ、

“今年4月の消費増税も、経営には
マイナス要因になる(同連合会)”

と分析している。

先行きが不透明ななか、

同所がどのようなビジネス戦略で対抗
するか、

大いに注目したいところである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・・・・・・・如何でしょう?

今から約3年前、教習所を経営しており、

新たに介護業界へ新規参入しようとされていた
経営者の方の言葉が頭に残っています。

“原田さん、どう思う?

こんな経営環境に陥っているにも関わらず、
殆どの教習所は、昔と比べても何も変えようと
していない。

“リスクが高い”“まだ先が見えない”等の
言葉を使って、変わらない自分を正当化して
いるんだよ。

平和な時代が長く続くと、どうも、

人は動くことに怖さを感じるようになるんだね。

外の変化を自分事と捉える“勇気”がない。

火が近づいてきてから動き出したのでは
既に遅いのに、

いつまでたっても

“対岸の火事”

なんだ。

数人程度の少人数の組織ならまだしも、

数十人、数百人の組織がそんなに簡単に
動き出せるはずもないことが、

何で分からないんだろう?”

かなり辛辣な意見ですが(笑)、

私は、適切な意見だと思います。

さて、翻って、

私たちの業界、いや、私たちは如何
でしょう?

今のままでいいと思っている方は、

特にこのメルマガをお読みいただいて
いる皆様の中には限りなく少ないと思い
(信じて?笑)ますが、

では、

今のままのスピード感でいいのでしょうか?

不安を煽ろう、

やみくもでもいいから動き出せ、

などという気持ちは勿論、毛頭ありませんが、

もし、何か感じるところがあるならば、

今一度、組織の、そして自らの在り方を見直して
みてもいいかもしれませんね。

私もしっかり考えます。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は朝から大阪で打ち合わせ&デスクワーク。

夜から明日の研修開催地、

滋賀県の琵琶湖の畔に移動です^^

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるので
しょうか?

では、今日も1日、互いに頑張ってまいり
ましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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原田匡の2冊目の著書、

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社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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