業績と人財・組織の関係性。

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(シー・ビータッグ)の原田匡です。

昨日のメルマガで、

“顧客ロイヤルティ”

について、

アメリカのホール・フーズ・マーケットを
事例にお話をさせていただきましたが、

今日も、それに関連した話題をお伝え
したいと思います。

組織活性化をテーマにしたセミナーでは
よくお話するのですが、

皆さんは、

“サービス・プロフィット・チェーン”
(=サービスと利益の連鎖(サイクル))

という概念をご存知でしょうか?

この概念、

ハーバード・ビジネススクールの

“へスケット教授(J.S.Heskett)”

と、

“サッサー教授(W.E.Sasser,Jr.)”

が中心となって1994年に提唱した
ものです。

彼らは業績と人財・組織の関係を、

1つのチェーン(=連鎖・サイクル)で
説明しています。

図が表示出来ればこの意味を視覚的に
理解することも出来るのですが、

このメルマガでは図示が難しいので、

1つ1つ、言葉で解説させていただき
ますね。

先ずは、説明の出発点として、

企業活動の結果でもある

“企業の収益性と成長性”

からブレイクダウンして考えていきます。
(もし可能であれば、言葉と→で具体的に
図を書いてみることをおススメします^^)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(その1)
そもそも、企業の収益性と成長性を生み出す
原動力は何か?それは、

“顧客ロイヤルティ”

である。
(図で示すと、「企業の収益性と成長性」←「顧客
ロイヤルティ」ですね。以下、同じようにしてみて
下さい)

(その2)
では、顧客ロイヤルティを生み出す原動力は
何か?それは、

“顧客満足”

である。

(その3)
では、顧客満足の源泉は何か?
それは、

“高品質なサービスの提供”

である。

(その4)
では、高品質なサービスを生み出す源泉は
何か?それは、

“従業員1人1人の生産性向上”

と、

“従業員ロイヤルティ”
(=どれだけ組織・法人にロイヤルティを
感じているか?)

の2要素の複合である。
(従業員ロイヤルティを、社員の定着率に
置き換えて説明している場合もあります)
(図示する場合は、←の右側のところに
上記2要素を並べて書いていただければ
結構です)

(5)
では、従業員1人1人の生産性向上と従業員
ロイヤルティは、何によって生み出されるか?
それは、

“従業員満足”

である。

(6)
では、従業員満足を生み出す源泉は何か?
それは、

“社内サービスの質”

である。

(7)
では、社内サービスの質を生み出す源泉は何か?
それは、そこにしっかりと投資を行うための、

“企業の収益性と成長性”

である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・・・・・・

如何でしょう?

図で流れを追いかけていただいた方は
イメージがつくと思いますが、

最終的には一番初めの

“企業の収益性と成長性”

と、最後の要素の

“社内サービスの質”

がつながり、

一つのチェーン(=連鎖・サイクル)を
形成する形になっています。

元々、私がコンサルティング業界に転職
した理由は、

この

“組織・人財の活性化”

“企業業績”

の関係性について、より深く、より実践的に
理解したい、

と思ったからです。

以降、このサービス・プロフィット・チェーン
の概念を学んだ私は、

クライアントのこと、

そして、

自らの会社をもあてはめながら、

“どこの連鎖で支障が生じているのか”

“どこに着手をすればうまくサイクルが回る
ようになるのか”

と、ぼんやりと考える癖がつきました。

そして、その思考の積み重ねこそが、

自らの成長の源泉になったと思っています。

さて、皆さんは如何でしょう?。

もし、この考え方を自社にあてはめてみた
場合、

どこに支障が生じているか、

具体的に見えてきますでしょうか?
(完璧ながらOKですが^^)

是非、コーヒーでも飲み、

リラックスしながら、

自分の会社について、

ぼんやりと考えてみてもいいかもしれませんね。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、終日、都心で打ち合わせ&デスクワーク
です。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるので
しょうか?

では、今日も1日、互いに頑張ってまいり
ましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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