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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
さて、5月に皆様にご報告させていただき、
7月より開始していた、
某社会福祉法人様の
“厨房マネジメント革新プロジェクト”
が、いよいよ最終詰めに入ってまいりました。
5月以降に本メルマガに登録いただいた皆様も
沢山いらっしゃいますので、
あらためて、
本プロジェクトの趣旨を簡単に説明しておきますと、
このプロジェクトは、
『全く異業種である外食産業の発想と知見、
ノウハウを活用しながら、
福祉業界の厨房マネジメントを“革新”し、
“劇的な生産性向上”を実現する』
というコンセプトの元、開始された活動です。
外食店舗を約40店舗ほど拠点展開し、
科学的分析を得意としている某外食経営者
(私の友人)の力を借り、
約半年間、プロジェクトを進めて
きている訳ですが、
現時点において、ある程度、
具体的な数値の着地見込みが
見えてきました。
結論としては、
今、プロジェクト活動において実践している
マネジメントを継続していけば、
来年1年間において、
2012年(一昨年)実績に比べ、
少なくとも1,000万円以上の生産性向上が
実現できる
というものです。
(これでも控えめな発表にしています^^)
(勿論、今の品質を落とすことなく、です)
具体的な見直しの視点としては、
原価の部分については、
仕入れ原価や仕入れ体制の見直し、
レシピの見直しや日々のマネジメント体制の
確立。
人件費(作業工数)については、
日々のオペレーションの見える化
→ムダのあぶり出し→役割分担の見直し
→新たなオペレーション体制の確立、
等々です。
皆様ご存知の通り、
1000万を超えるコストダウンを実現する、
ということは、
介護においては、
“1000万円利益が増える”
ことと同義です。
自画自賛で恐縮ですが、
これ、かなりすごい数字だと思いませんか(笑)?
介護事業において、
事業拡大を行うことなく、
1000万を超す利益を上乗せする、
ということは、
まず出来ることではありません。
加えて、
これからますます厳しい経営環境に
置かれることが容易に想像できる
介護経営において、
このインパクトは、
とてつもなく大きいのではないか、
と私は考えています。
私はよく、最近のセミナーで、
今後の環境変化の可能性について言及した後、
今後、介護経営において取るべき戦略・視点に
ついて、
幾つか選択肢(可能性)を上げて解説するのですが、
その中の1つに、
“サンクコストを洗い出せ”
“守りではなく、攻めのコストダウン”
というものがあります。
サンクコストとは、
“sunk cost”
即ち、
“目に目えていない、沈んだコスト”
という意味です。
ある程度の規模感がある法人であれば
あるだけ、
サンクコストを見出せる可能性は大きく、
その分、利益体質の強化を実現できる
可能性は高い、
と言えるでしょう。
その上で、合理的な判断に基づき、
無駄なコスト、沈んだコストにメスを入れ、
利益体質を徹底強化すると共に、
生まれた余剰をただ貯めるだけではなく、
戦略的投資として有効活用する。
(=“攻めのコストダウン”)
これからの介護事業は、
“攻め”と“守り”の両面から、
益々、
“経営”
という概念がシビアに求められてくる時代に
入ってくる、
と言えるのではないでしょうか。
そんな中、どのような視点で企業を
“革新(イノベーション)”
していくことが出来るのか。
私自身、更に経験と知恵をフル稼働させ、
様々なアイデア・視点を今後も皆様に発信して
いきたいと思います。
或る意味、ここからが、経営者としての本番、
真骨頂かもしれませんね。
さぁ、頑張ってまいりましょう!
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、東京都内で、
私の大切なパートナーである社会保険労務士の
皆様に向けた研修を行います。
テーマは、今、全国の介護事業者様から注目を
いただいている、
“介護人間力をどう養成するか”。
これも、今後の介護事業者の経営を
“革新”
させる上で、非常に有意義な武器になる、
と自負しています。
また、時期は未定ですが、
このテーマに絞った本も今後、出版される
予定です。
これからも皆様のお役に立てそうな情報を
どんどん発信していきますが、
“厨房マネジメント改革”
や、
“自社社員の人間力養成”
等にもしご関心をお持ちの方がいらっしゃれば、
是非、私までお問い合わせをいただければと
思います。
(遠慮なさらず、どんどんお問い合わせ下さい^^)
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
好評発売中!ご照会はこちらから
↓
http://www.haradatadashi.com/books/
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CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)
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~Visionary Care Company~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
します。
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