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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
ずいぶん前のメルマガで、
広島で出会った、
ホスピタリティ精神溢れるあるタクシー
運転手さんの話をさせていただきましたが、
先日、またまた
“深いなぁ”
と感じたタクシー運転手さんに、
今度は大阪で出会いましたので(笑)、
皆様にも報告させていただきます。
ある日、大阪のオフィスにいた私は、
仕事がおしてしまい、
かなり気持ちが焦っていました。
16階にある部屋からエレベーターで下り、
ビルのフロントを小走りに走りながら、
予約していたタクシーに飛び乗り、
“新大阪までお願いします”
と伝えると、その運転手さんは、
私の方に顔を向け、
満面の笑顔と、とても元気な声で
“かしこまりました!”
との返事。
あまりの笑顔と元気な声に一瞬、
こっちが驚いてしまいましたが(笑)、
勿論、嫌な気は全くしません。
その後、残っていた仕事を終わらせるため、
携帯電話から仕事相手に電話をかけ、
社内でも仕事をしていたのですが、
その間、ミラー越しに見える運転手さんの
顔は、
出発前と変わらず、終始ニコニコ。
その笑顔があまりにも素敵だったので、
私は仕事を終えて電話を切った後、
少しホッとしたことも含め、
“運転手さんのニコニコ笑顔、癒されますねぇ。
いつもそうなんですか?”
と声をかけました。
すると、
“はい、なんせ、笑う門には福来る、ですからねぇ。
どうせ同じ時間を過ごすなら、笑っとった方がええでしょう、
アッハッハッ。。。”
と今度は声を上げて大笑い。
“サービス業の権化のような方だなぁ”
と感心してしまった私は、
駅に着くまでの15分間、その後もその方とズッと話を
続けていました。
聞けば、運転手さんは元々会社を経営していた方で、
事業が行き詰まり、泣く泣く会社を倒産させ、
生活のためにタクシー運転手を始めたそうです。
しかし、過去、経営者としてもそれなりに
成功した経験を持っていた運転手さんは、
この仕事をしている自分が嫌でたまらなかった
らしく、
“何でこの俺がこんな仕事せなあかんねん!”
“俺も落ちぶれたもんやなぁ。。。。。”
と、常に自分や自分の仕事、
そして、
自分の会社や同僚達までをも蔑む気持ちで
いっぱいだったそうです。
また、そんな気持ちは当然、仕事に対する姿勢として
無意識のうちに出ていたらしく、
社内はいつもシーンとしており、
後からタクシー会社に
“運転手の態度が悪い”
というクレームまで入ったことがあったとか(苦笑)。
しかし、ある言葉と出会い、自らの考えが大きく変わった、
とおっしゃっていました。
その言葉とは、
“Bloom where God has Plsnted you”
(神が植えた所で咲きなさい)
というもの。
“咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、
笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすること。
今、置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです”
運転手さんはこの言葉に出会い、
ハッと気が付いたそうです。
“置かれた場に不平不満を持ち、不幸せになったりしては、
自分は環境の奴隷でしかない。
それなら、自ら環境の主人となり、自分の花を咲かせよう。”
それ以来、運転手さんは笑顔を心がけるようにしたそうです。
いい話だなぁ、
と思い、一人、心の中でメモをとっていた私に、
運転手さんは更に続けます。
“お客さん、そうするとね、すごく不思議なことが
起こったんですよ“
“何があったんですか?”
“何だか、その前と比べて、とてもいい感じのお客さん
ばかりと出会うようになりました。
初めはすごく不思議で、そのことを自宅で妻に話したんです。
すると、妻が、こんな言葉を私にくれました。
“仕事に対する、お父さんの見方が大きく変わった
ことで、
お客様に対する見方が変わっただけと違う?
もしくは、お父さんの笑顔が伝染して、
相手も幸せな気持ちになっているんかもしれんね。
だって、今のお父さんを見てると、横にいる
私も元気になるもん。”
なるほど、そうか、と思いました。
いやぁ、さすが我が妻、なかなか鋭い事を
言いますわぁ。
アッハッハッ。。。。”
自分が自分をさげすんでいたから、
そんな自分と触れて、
相手(お客様)も自然に荒れてしまっていた。
でも、自分の仕事観が変わったら、
相手(お客様)も変わる。
これ、とても納得できる話だと思いませんか?
その意味では、今の仕事環境は、
ひょっとすると、自分自身の仕事観がつくって
いるのかもしれません。
今、取り組んでいる仕事を
“天職”
と捉えて日々を過ごすのか、
それとも、
俺にはもっと相応しい場所がある、
と思いながら、仕事や会社に不満を持ち、
青い鳥を探すかのように、
“転職”
を繰り返すのか。
転職すること自体を否定するつもりは毛頭
ありませんが、
もし、自らの職場に不満を持っていると
するならば、
あらためて、自分自身の仕事や物事に対する
姿勢について見つめ直してみてもいいかも
しれませんね。
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日の私は、大分県でセミナー。
夜は主催団体様との懇親会です。
ご縁をいただいた場所でしっかりと咲けるよう、
今日も1日、気合を入れて臨んでまいります。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされるの
でしょうか?
では、今日も1日、互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
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活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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