おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
「ふるさと納税の謝礼品メニューに、新たに
“高齢者の見守り”が追加」-
栃木県小山市がユニークな取り組みを始める
ようですね。
一定の金額を寄付すれば、
地元のヤクルト販売員が(配達業務と共に)活動を
担ってくれる仕組みを開始するとのこと。
非常に面白いアイデアだなぁ、と感じた次第
です。
ご関心をお持ちの方は、下記をご参照下さいませ。
※参照記事はこちら
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http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/welfare/volunteer/news/20170426/2671335
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■「安くしたい」と思う心の深層に潜むもの?
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●先日、札幌地区の介護経営者(A社長)と今後の保険外サービスについて意見交換させていただく中、“激しく一致”したポイントがありました(日本語としては不適切ですが、ニュアンスはお分かりいただけるかと^^)。今日は、その時の内容を皆様に共有させていただきたいと思います。サービスの対価を「安くしたい」と思う心についてです。
●介護業界でも頻繁に聞かれる言葉「安くしてあげたい」。勿論、とても純粋な想いが発露となった意見であることはよく理解しているつもりなのですが、一方では(多少うがった捉え方かもしれない点は予めお伝えしつつ)、「自ら気が付かない内に、心理的プレッシャーから本能的に逃れようとしているのではないか?」という見方も出来るかもしれませんね、という話をA社長としていました。
●「対価以上の価値を提供して初めて、その対価をいただくことが出来るのがビジネスだ」以前のメルマガでもお話したかもしれませんが、例えば私のようなコンサルティング会社では、「1万円の対価を得たければ、肉体・頭脳を使って最低3万円以上(=3倍以上)の価値を提供しろ」と日々、言われ続けてきました。仮にこの理屈に当てはめるとすると、もっと高い対価をいただきたい、と考えれば考えるだけ、自らのプレッシャーは“3倍”単位で増幅することになります。しかし、そのプレッシャーがあるからこそ、斬新なアイデアが生まれたり、自己の成長が促進される-様々な苦難を乗り越えられてきた経営者の方であれば、実感を持ってご理解いただける話ではないでしょうか^^
●という前提のもと、逆に考えた場合、「値段を安くしたい」という言葉の裏・深層心理には一体何があるのか?それは「現状のコンフォートゾーン(=それほどプレッシャーも感じず、快適に過ごせるゾーン)から出たくない」という気持ち、或いは、敢えて極論・厳し目の表現を用いて換言するならば、「これ以上自らにストレスをかけたくがないための“逃げ”の気持ち」が潜んでいるのではないか?と、A社長と“激しく一致”した次第です(「しかも、それでいて“給料を上げて下さい”って言うんですよ、、」とA社長は苦笑いされていました)。
●「値決めは経営そのもの」“経営の神様”稲森和夫氏の有名な言葉です。仮にその言葉に従って考えるとするならば、我々介護業界は、今までは”経営不在”だった、ということなのかもしれません。環境変化が加速し、保険外サービス等の機運が高まる一方、介護保険の手厚い保護がないにも関わらず、介護保険と同じ感覚で安易に“安売り”設定してしまうと、それこそ、石川啄木の“一握の砂”の中の詩「はたらけどはたらけど 猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」状態に陥ってしまいかねず、結局、サービス提供が中止になる=顧客に迷惑をかけてしまう、なんてことにもなりかねません。この視点、特に現在、保険外サービスをご検討中の経営者の皆様は、頭の片隅に残しておいても悪くないかもしれませんね。
※話の本質をシンプルにご理解いただきたかったため、多少、行き過ぎた表現を用いて文章を構成しており、それ故、不愉快に感じられた方も中にはいらっしゃったかもしれませんこと、ご容赦下さいませ。恐縮ながら、“私の危機感の表れ”とご理解頂ければ幸甚です^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、東京都心で打合せ。
その後、静岡・浜松へ移動して、
更に打合せが続きます。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。