おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
「利用者の自立支援を促す介護報酬のインセンティブ
を拡大していく」
先週金曜日、14日に開催された
“未来投資会議”
での発言の一コマです。
先ずは2018年度の改定に具体策を盛り込み、
より効果が出るサービスの内容を、
蓄積したビッグデータの分析や研究によって
客観的に明らかにしたうえで、
2021年度の改定に盛り込む事を検討していく
とのこと。
本メルマガでは既報の内容かとは思いますが、
あらためて議題に挙がった、という意味で、
念の為に確認しておかれることをおススメする
次第です。
※第7回未来投資会議はこちら
↓
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai7/index.html
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点──────────────────────────────
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■■組織として成果を出すためのアプローチ~ある大学教授の理論より~
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と業績改善に関する意見交換をさせていただいた際、思うところがあり、あるロジックをお伝えさせていただいたところ、しばしの沈黙が流れた後、「なるほど。。。うちにはない視点です」という、とても率直な感想をいただきました。ひょっとすると他にも参考にしていただける方がいらっしゃるかもしれない?との想いから、本日のメルマガでそのロジックをご紹介させていただきます。マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱されている理論「組織の成功循環モデル」についてです。
●「組織としての“結果の質”を高めるためには、一見遠回りに思えても、組織に所属するメンバー相互の“関係の質”をまず高めるべきである」ダニエル・キム教授はそのことを前提に、「組織の成功循環モデル」には、グッドサイクルとバッドサイクルの2種類があると提唱しています。この2つのサイクルの違いを説明する上で、非常に分かりやすい説明内容をネット上で見つけましたので、その内容を皆様にご紹介させていただきますね(以下、抜粋文)。
●「バッドサイクルは、結果だけを追い求め、目先の数字を何とか向上させようとするところから始まります。しかし思うように成果が上がらず、「結果の質」が低下すると、組織に対立が生じ、押し付けやパワハラめいた指示・命令が横行するようになり、「関係の質」が悪化します。他者との「関係の質」が悪化すると、当然、メンバーは仕事を面白いとは感じられません。自ら考えることをやめて受け身になってしまい、「思考の質」が低下。自発的・積極的に行動しなくなり、「行動の質」も低下し、成果が上がりにくくなってしまいます。つまり、さらなる「結果の質」の低下を招いているわけです。」(以下、抜粋続く)
●「一方、「結果の質」ではなく、「関係の質」を高めるところから始めるのがグッドサイクルです。「関係の質」を高めるとは、メンバーの相互理解を深め、互いを尊重し、いっしょに考えること。そうすると、気づきや面白さを感じることができ、「思考の質」が向上し、面白いと感じることで、自ら考えて自発的・積極的に行動するようになり、「行動の質」も向上します。その結果として「結果の質」が高まり、成果が得られ、その実績がまた信頼関係を強化するので、「関係の質」がさらに向上していくのです。」(以上、抜粋終わり)
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●(業績等)企業経営に大きなインパクトを与える内容であればあるだけ精神的に焦りが生じ、つい、“バッドサイクル”的なアプローチを取ってしまう事って、本当に“経営あるある”だと思います(恐らく、多くの方がご経験されていらっしゃるのではないでしょうか?勿論、私も含めて^^)。しかし、そんな時こそ慌てず、着実に“グッドサイクル”の駒を進めた方が、結果的には“急がば回れ”なのかもしれません。
●さて、この理論、皆様はどのようにお感じになりますでしょうか?業績に限らず、組織として「何らかの成果を得たい」とお考えになられている経営者・幹部の方はとても多いと思います。もし仮に、思うような成果が中々出ていないとするならば、一度、上記の視点で自らのアプローチを見つめ直してみては如何でしょう?ひょっとすると新たな気付き・ブレイクスルーが生まれるかもしれませんね^^
※上記記事の参照・抜粋記事はこちら
↓
https://jinjibu.jp/keyword/detl/815/
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、東京都心で終日、デスクワーク&打合せです。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。