[ケアビジネスSHINKA論 Vol.957]

“プロフェッショナル”について考えさせられる文章に再会しました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

以前にも本メルマガにてご紹介させていただいた、

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社の
排泄予知ウェアラブル

“DFree”

が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発
機構(=NEDO)の事業化支援助成金(最大7,000万円)
に採択されたようですね。

記事によると、来年度より「DFree」の量産及び介護施設
向けの販売を開始する予定だとのこと。

どのような展開になるのか、期待を持って追いかけて
いきたいと思います。

※本内容に関する参照URLはこちら

https://iotnews.jp/archives/50461

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■“プロフェッショナル”について考えさせられる文章に再会しました。
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●先日、自宅の書棚に置いてあった本「サービスの心得術(著・高萩徳宗氏)」が目に入り、何げなくパラパラとめくっていたところ、かつて読んだ際に折り目をつけていたページにふと目が留まり、そこに書かれていた文章に何故か釘付けになりました。今日は、私が再び出会い、あらためて“気付き”を得た文章を皆様にもご紹介させていただきます。ホスピタル・クラウンとして有名な大棟耕介氏が“愛のある看護”というタイトルのもと、看護学校の卒業式にて学生に語った、“プロフェッショナルとは”に関するくだりについてです(以下、本文より抜粋)。

●「看護の仕事は厳しいですよ。愛とか思いやりとかを考える必要は、今はありません。あなた方に必要なのは一刻も早く高い技術を身につけることです。点滴の取り換えに3分かかるなら、それを2分で終えられるように自分の技術を磨くことです。そうすれば空いた1分で愛とか思いやりを考える余裕も出るのではありませんか。順番を間違えてはいけません」(続く)

●「例えば腹黒くてお金の事しか考えていないけれど手術の腕が良くて病気を治せるお医者さんと、愛と笑顔に満ち溢れているけれど病気が治せないお医者さんがいたら、患者さんにとってどちらが良いお医者さんでしょうか。ものには順序があるのです。腕が良くて初めてその先に愛や思いやりがあるのです。いいですか。病院は戦場です。毎日患者さんが重篤な状態で運ばれてきて、どんどん亡くなっていきます。それでも今日も明日も明後日も当たり前のように仕事は続けないといけないのです」・・・・・・

●本質を分かりやすく伝えるために多少、誇張表現的になっているところは差し引きしたとしても、この話、これから新卒で入ってくる新入職員は勿論、既存の職員や我々経営者にとっても当てはまる話だと思いませんか?少しでも“感じる”ものがあった方は、一度、このような視点で自らや周囲のあり方を見つめてみても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番の新幹線で大阪へ移動。

午前中の打合せを経て、

午後は

“関西ケアビジネス研究会”

にて、アグレッシブな介護経営者の皆様と
介護経営に対するディスカッションを行います。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。