[ケアビジネスSHINKA論 Vol.748]

こういう発想、大事ですよね^^

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

昨日は、車で往復4時間かけて、山口県萩市内
までお邪魔してきました。
(幕末、長州の俊才を数多く輩出した、あの“萩”
です)

通常は電車移動が中心で、

その間は、ほぼずっとパソコンと睨めっこ状態に
なってしまうのですが、

さすがに運転しながらのパソコンは難しく、
(引越屋時代に培ったノウハウで、運転しながら
お弁当を食べる技術は未だ衰えていませんが^^)

静かにFMを流しつつ、

基本、ニュートラルな時間を過ごしていました。

でも、面白い事に、そういう時だからこそ、

色々な改善策やアイデアが湧き出てくるもの。

“あんなことしてみよう”

“こんなことやってみたらどうか?”

等、いろいろ自身の頭の中をインスパイアさせる
ことが出来ました。

やはり、こういう時間って大事ですね。

今後も意識的に確保していこうと思います。

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■こういう発想、大事ですよね^^
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●昨日の午前中、私のセミナーによく足を運んでいただいている、とある介護事業者様(A社)の事業所にお邪魔させていただきました。目的は、先週末から始まった、同社の新たな取り組みを拝見させていただくためです。

●A社は今までデイサービスを2事業所とサ高住、シェアハウス、そしてケア・カフェを経営されていました。そして今回、新たにここに加わった事業は、地域のコミュニティスペース、そして何と、“ミニスーパー”^^。

●ミニスーパーにはお菓子等のNB(ナショナルブランド)商品と共に、地元の方々になじみ深い食材、商材がずらりと並んでいます。地元の魚市場と提携し、事前に予約をしておけば好きな魚を人数分、刺身にして購入する事も出来るらしく(高級魚である“のどぐろ”が格安で置いてあったのが印象的でした^^)、今後、高齢者は勿論、地域の主婦の方々や子供達もが集えるよう、もっともっと商品内容を充実させていくそうです。

●「もともとこの地域にはスーパーが1件あったのですが、そこが閉店してしまって、地元の方、特に高齢者の方々がとても困っておられたんです。そこで、自分たちの事業所の近くに、日用品が変えるミニスーパーをつくってはどうだろう?と考えたのが着想のきっかけでした。まだオープンしてから1週間も経っていないのでお客様もこれからですが、地道に地域に浸透していけばいいかな、と思っています」今後、まだ余ってる土地も活用しながら、「地域の方々の生活に役立つサービスを幾つもつくっていきたい」と語っておられた経営者の笑顔と言葉がとても印象的でした。

●先日のメルマガの中で、最近、俄然、注目を浴び始めた「保険外サービス」について私見を含め、少々物申しをさせていただきましたが、私は、この経営者のような発想や着眼点こそが、介護事業者の未来を切り開く一つの大きな可能性ではないか、と思っています。

●メルマガをお読みいただいている皆様の中には、これから本格的に「保険外サービス(敢えてこの言葉を使います^^)」を検討される方もいらっしゃるかと思います。その折には、先月上梓された「地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの参考事例集~保険外サービス活用ガイドブック~」にあらためて目を通されることもあろうかと思いますが、同時に是非、上記メルマガの事例も思い出していただければ幸甚です。ひょっとすると、新たな事業を更に研ぎ澄ます“何か”が皆様の頭の中で生まれるかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は都心で打合せ。

午後は、千葉県にてセミナーです。
(偶然にも、保険外サービスに関する内容です。
上記の話も更に詳しくお伝えする予定です)

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるので
しょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。