[ケアビジネスSHINKA論 Vol.646]

新・三本の矢の具体策があらためてまとまりましたね。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

今までのメルマガでも、

情報が出る度に取り上げてきましたが、

昨日、

“介護離職ゼロ”

を含んだ新・三本の矢に関する具体策、

“一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施
すべき対策”

が、正式に公開されましたね。

是非、皆様にも内容を共有致したく、

本日のメルマガでご紹介させていただき
たいと思います。

内容紹介に関する記事はあちこちで出て
いますが、

今回は、CBニュースの記事をご紹介させて
いただきます。

“介護サービス整備目標、さらに十万人上乗せ-

政府、一億総活躍社会へ緊急対策を決定”

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政府の一億総活躍国民会議(議長=安倍晋三首相)は
26日、

緊急に実現すべき対策を決定し、

発表した。対策では、既に示されていた

“2020年代初頭までに、約40万人分の在宅サービス
や施設サービスを整備する”

とする方針をさらに強化。

20年代初頭までに整備する目標を10万人分
増やし、

約50万人とした。

また、用地確保が困難な都市部については、

施設の規制緩和や国有地の活用などで整備
を促進する方針も示された。

緊急対策では、

国民一人ひとりが活躍できる社会づくりを
進める上での最重要課題として、

介護と仕事の両立が難しい状況の克服と、

結婚・子育ての希望を実現しにくい状況
の克服を提示。

その克服に向け、

“希望出生率1.8”

“介護離職ゼロ”

を目標として掲げた。

このうち、

“介護離職ゼロ”

の実現に向けた具体的な目標として、

20年代初頭までに新たに介護施設や
在宅サービス、

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を、

新たに約50万人分整備する方針を掲げた。

整備対象となるサービスとしては、

特別養護老人ホームと介護老人保健施設、

特定施設、認知症グループホーム、

小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型
居宅介護、

定期巡回随時対応型訪問介護看護が挙げられた。

また、用地確保が困難な都市部などでの
サービス充実を図るため、

“賃料減額といった国有地の更なる活用”

“用地確保に係る負担を軽減するための支援”

を充実させるべきと指摘。

既存資源を有効活用するための建物改修や複数の
介護サービス基盤の合築などによる施設整備の
支援に加え、

施設に関する規制緩和の促進やサ高住の整備の
加速なども特に緊急に実施すべき対策として
掲げられた。

サ高住については、

20年代初頭までに新たに約2万人分を確保
することが目標とされた。

人材確保策としては、

▽離職した介護職員の再就業支援

▽介護福祉士を目指す学生らへの返還免除付き
学費貸付の大幅な対象拡大

▽キャリアパスの整備を行う事業主に対する
助成の拡充-

も、特に緊急対応が必要な事項として盛り込まれた。

※引用元サイト

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/47437.html

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“一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施
すべき対策”

の全文はこちらになります。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/kinkyu_taisaku/hontai.pdf

また、厚生労働省が11月26日の会議の中で説明した資料は
こちらです。

“第3の矢.「安心につながる社会保障」
(介護離職ゼロ)に関する見直し案について”

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/dai3/siryou6.pdf

最後、

“一億総活躍社会に関する総理と介護を
行っている方との懇談会”

に関する資料はこちらです。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ichiokusoukatsuyaku/dai3/siryou7.pdf

今後の事業経営に関わる重要情報として、

是非、合わせてご確認・ご活用下さいませ。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、都心で終日、打合せが続きます。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。