[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2903]

歴史に触れることで色々、“気付き”“示唆”が生まれますね^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

今週ですが、

木曜日から海外(スリランカ)へ出張のため、

誠に勝手ながら、

11月28日(木)~12月3日(火)までのメルマガをお休みさせていただきたく思います。

1週間弱のお休みとなりますが、

12月4日(水)より通常モードに戻りますので、

お付き合いいただいている皆様、

何卒ご容赦の程よろしくお願い申し上げます!

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■歴史に触れることで色々、“気付き”“示唆”が生まれますね^^
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●先週末、愛知・岡崎市に在るクライアント(A社長)の新規事業オープン祝いにお邪魔
させていただいた時の事。祝花と共に「おめでとうございます」との想いを伝え、昼食を
ご一緒し、さぁ、東京へ戻ろうかな、と思い、名鉄東岡崎駅へ向かった時、見覚えのある
像が目の中に飛び込んできました。それは、徳川家康の銅像。

●あぁ、教科書で見た銅像だ、と思い出し、「小学生か中学生の頃に見た記憶が今、蘇っ
てきました」とA社長と笑顔で話しながらその銅像に近づくと、そこには、「厭離穢土欣
求浄土」という、ぱっと見ただけでは何と読めばいいか分からない^^文字が。

●A社長に「これはどのような意味なのですか?」「何故ここに刻まれているのですか?
徳川家康とはどんな関係が?」と質問したところ、我々経営する人間にとっては勿論、全
ての人にとっても示唆深いなぁ、と感じる説明をいただいた次第です(以下、A社長の説明
に加えて私自身が簡単に調べた内容を盛り込んだ内容をお伝えさせていただきますね^^)。

●「これは、浄土宗の根底思想の言葉らしいです。“おんりえど ごんぐじょうど”と読み
まして、徳川軍が旗印・馬印にしてきた言葉です」

●「「私たちが住むこの世界は苦悩に満ちた穢(けが)れた世であり、それを厭(いと)
い、そこから離れること、そして心からよろこんで浄土に生まれることを欣求する(願い
求める)」そのような意味が込められています」

●「戦国時代当時、今川家の人質となっていた松平元康(徳川家康の当時の名前)は今川
義元が織田信長により打ち討られたと知り、故郷岡崎の菩提寺・大樹寺まで逃げ込みまし
た。ただ、織田家の軍勢に迫られ、「もはやこれまで」と観念した彼は、先祖代々の墓所
の前で自害しようと考えたそうです」

●「するとそこへ寺から出てきた登誉(とうよ)上人が「代々松平家は平和な世の中を創
ろうとしてきた。その想いをあなたは断ち切るのか?」と諫め、「厭離穢土・欣求浄土」
という言葉を授け、松平家の後継ぎとして平和国家建設にまい進するよう励ました、と言
われています」

●「自害を思い留まった元康は、「これ以上、戦いばかりが続く世の中を終わりにしたい」
「亡くなって天国に行くことで極楽浄土に辿り着くのではなく、今、この世の中を極楽浄
土にしたい」そんな想いを胸に抱き、その想いを片時も忘れないよう、旗印・馬印に刻ん
だ、と言われています」・・・・

●・・・・さて、上記エピソード、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「この
エピソードからどのような“気付き”“示唆”を得ることが出来るか?」少しでも心に引っ掛
かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、メモ書きしてみていただいても有意義か
もしれませんね^^

※参照元URL

https://www.visit-shizuoka.com/t/oogosho400/study/02_01.htm
https://readyfor.jp/projects/tokugawaieyasu/announcements/199872

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は北陸新幹線で新潟・上越へ移動。

午後一で大変興味深い場所、

“瞽女(ごぜ)ミュージアム高田”

にお邪魔し、

しっかりインプットを行った後、

障がい福祉事業を営む上越市内のクライアントとワークショップを実施。

終了後、打合せを行い、

明日の仕事場所へ近づくべく、金沢へ入ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。