[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2792]

“差別化”の神髄をあらためて感じるエピソードを思い出しました(2)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

一昨日から昨日にかけ、

各地、大雨で大変な地域が多かったようですね。
(私がいた大阪も電車が止まったり大混乱をしていました(汗))

一方、雨が止んだ地域もあるようですが、

地域によっては二次災害にも注意する必要があろうかと思います。

当該地域の皆様はくれぐれもお気を付けくださいますように。

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“差別化”の神髄をあらためて感じるエピソードを思い出しました(2)
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●昨日、前段部分までご紹介させていただいた、建築会社のエピソード。本日は後段部分を是非、ご紹介させていただきたく存じます。以下、ご確認下さいませ。

●社長は未だに、何がなんだかよくわかりません。「なぜ、ウチの会社で家を?」すると、
ご老人は続けて次のような想いを話して下さいました。「社長、あなたはご存じないかも
しれませんが、実は私はこの地区の配達担当員だったのです」

●「毎日、毎日、お宅の会社に郵便物を配達に来ていました。私は、その時から将来、自
分が郵便局を退職し、退職金が手に入ったら、必ずこの会社で家を建てるぞ、と心に決め
ていました。だから是非、私の家をあなたの会社で、お願いします」と言うのです。

●社長はまだ、その理由がわかりません。そして、もう一度尋ねます。「なぜ、ウチの会
社なのですか?」すると、ご老人がすぐさま応えます。「社長、本当にたわいもないこと
なのですが、私が、郵便物を配達に行くと、たまたま出会った御社の社員が、いつも私に
挨拶してくれるのです」

●「それも毎日ですよ。「ご苦労様。いつも、ありがとうございます」って。何氣ないこ
とですよね。本当にたわいもないことですよね。でも、出会う社員のほとんどが、そのよ
うに挨拶してくれる会社なんて、他には一社もありませんでした」

●「だから私は、郵便物を配達しながら、この会社だったら大事な、大事な退職金を託し
ても絶対に後悔しないだろうって」・・・・その話を聞いた社長は、心の中でうれし涙を流し
たそうです。

●ところが、残念なことに、その建設会社は当時、住宅があまり得意ではありませんでし
た。いわゆる箱モノ(ビル建築)中心だったのです。したがって、個人住宅の注文が入る
と多くの場合、提携している工務店へ委託していたのです。

●つまり、そのご老人は、その会社が、どんな家を建てているかということを知らなかっ
たのです。言ってみれば、商品に惚れ込んで「自分の家をこの会社で」と思ったのではな
く、そこで働く人たちの心配り・氣配りに惚れ込んで「この会社なら」と訪れてくれたの
です・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「簡単には
模倣が出来ない、もしくは模倣不可能な“真の差別化”とは一体何か?」少しでも心に引
っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、思考を深め、自身の頭に浸透させて
みていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前・午後・夜(?)と、

大分・別府の法人様とのリアルミーティングです。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。