[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2703]

“Win-Win”という言葉の表層的ではない、本質的な力について考える(1)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「東京都、ケアマネ事業所の事務職員の雇用に補助
来年度から新事業 負担減や賃上げ後押し」

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是非、各自治体にも追随していただきたいものだな、

と感じた次第です。

https://www.joint-kaigo.com/articles/21105/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“Win-Win”という言葉の表層的ではない、本質的な力について考える(1)。
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●「“Negotiation(交渉)”“Deal(取引)”というスタンスで相手と対峙するか、“Win-
Win”の姿勢で向き合うかで、最終結果の質が全く異なるものに変わってくる」・・・・そん
な私自身の感覚について共有させていただいた昨日のメルマガ。

●その後、上記感覚に関連してふと、アメリカで働いていた友人から10年以上前に聞い
た話を思い出し、あらためて“Win-Win”という言葉の持つ、表層的ではない本質的な力
について想いを馳せた次第です。

●本日は是非、私の記憶に残っているそのエピソードを皆様にもご紹介させていただきた
く思います。とある弁護士のM&Aに関する実話(という伝聞です^^)。以下、ご確認下
さいませ(大変長いエピソードであるため、今日と明日に分けさせていただきます)。

●とある弁護士は、クライアント(A社)の代理人として、B社に対する企業買収を進め
ていました。通常、企業同士のM&Aの話が本格化する際には双方の企業に会計士や弁護
士がつき、双方の立場の中で、如何にメリットがある条件で契約を終結させることが出来
るについて、様々な駆け引きや真剣な議論が繰り広げられます。

●今回の話で言うと、B社の価値は最大でも2億円程度、との試算が出ていました。しか
し、B社側からは3億円、という金額が提示されており、双方の弁護士側で激しい議論が
交わされていました。

●正直、B社を買いたいと思っている会社は世界中を探してもA社一社しかない、という
状況でしたので、A社とその弁護士は、B社の買収は始めは交渉が難航するかもしれない
が、最終的にはスムーズに、そして有利に進むだろう、との見方を持っていました。

●しかし、予想外にB社の経営者(女性)は、どんなに交渉をしかけても、3億円からビ
タ一文下げる交渉には乗ってきません。正直、B社側の弁護士も半ばこの経営者の頑固さ
に辟易し、交渉は完全に暗礁に乗りかかっていました。

●しかし、A社の弁護士は、何故、彼女が客観的に見ても合理性にかける3億円、という
金額にこだわるのか不思議に思い、B社側の弁護士と協議の上、B社の経営者と直接会う
段取りをとることを決めました(通常ならあり得る話ではないのですが)。

●そしていよいよ、B社の経営者の女性と直接会う日の当日。B社の経営者は50代半ばの
年齢。お会いするや否や、厳しい面持ちで「何を言われても、私は3億円以下では売りま
せん」という一言から会話が始まったと言います。

●この経営者の言葉と雰囲気に一瞬ひるみかけたものの、気を取り直した弁護士は、次の
ように続けました。「私は、私達側の条件をあなたに飲ませるために、本日、来たのでは
ありません」

●「合理的に考えても2億、という金額が妥当である事が明確になっているにもかかわら
ず、何故、あなたが3億という数字にこだわるのか、その理由・真意を聞き、理解したい
と思っているのです」

●「そして、その上で、双方にとっての納得できる点を見出したい。ですので、差支えな
ければ是非、率直な想いを聞かせていただけませんでしょうか?」

●始めは警戒し、言葉少なだったB社の経営者ですが、この弁護士の言葉が本当であること
を理解し始め、徐々に心を開き、語り始めました。何故3億円にこだわるのか?そこには、
・・・・(以下、想像してみて下さいませ^^)

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以上、何かのお役に立てれば幸いです^^。

今日は、午前中は広島市内のホテルにてデスクワーク。

午後は、広島市内で

“中四国ケアビジネス研究会”

を開催した後、懇親時間を経て明日の出発空港に近い、

名古屋へ移動します。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。