[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2496]

事業の成否を分けるポイント。難しいけどこだわらなきゃ、ですね^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「次の介護報酬改定、施設・事業所の“成果”を反映」

・・・・

6日に開催された、規制改革推進会議での議論の一部です。

これ、医療と介護の根本的な違いを踏まえた上で、

どうやって実効性が高いアウトプットにしていくんでしょうね。
(ロジック的には勿論出来ると思うのですが、どこまで実効性が担保出来るのか・・・・?)

今後をしっかりと注視したいな、と感じた次第です。
(シニカルな視点ではなく、純粋な期待を持ちながら^^)

https://www.joint-kaigo.com/articles/7215/

・・・・

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■事業の成否を分けるポイント。難しいけどこだわらなきゃ、ですね^^
■■
────────────────────────────────────────

●先日、某東日本地区の福祉経営者(A社長)の方と意見交換させていただいていた時の
事。今後の経営方針についてのご相談をいただく中、ふと、あらためて私の頭の中に湧き
上がってきた、とある言葉がありました。その言葉とは「何をやるか、も勿論大事だけど、
それ以上に重要なのは“誰とやるか”である。特に中小企業においては」・・・・。

●志を立て、具体的なスキームをつくり、実際に事業をスタートさせたとしても、“想定
通り”に進まないことって、本当によくあることだと思います(というか、一般的にはそ
の方が圧倒的に多いかもしれませんよね^^)。

●その主な理由としては、「当初想定したことを、徹底的に行うことが出来ていない(=
実行・追求が中途半端)」という場合もあれば、「そもそも当初の想定と現実に乖離があ
った」という場合もあるでしょう。或いは今回のコロナ禍のように、「想定外・不測の外
部環境変化が起こる」なんていうことも、有り得ることなのかもしれません。

●繰り返しになりますが、上記いずれの要因に起因するかは別にして、このような状況は
特に新たなチャレンジを行う時などにおいては、まぁまぁの確率で起こりうること、と心
積もりしておいた方がよろしいことだと思います(コロナ禍等を並列に並べるべきかどう
か?は議論が分かれるところかもしれませんが^^)。

●ただ、そのような状況が生じた際、紆余曲折を繰り返しながらも結果として事業を成長
軌道に乗せることが出来るかどうか?は、やはり、「何をやるか」ではなく、「誰とやる
か」という基準で集まった“チーム”が出来上がっているかどうか?が大きなカギとなるの
ではないかなぁ、とあらためて感じた次第です。

●かつて、アメリカのシリコンバレーで投資活動を行ってきた方が、投資判断を行う際の
最重要ポイントは“経営チーム”だ、と仰っていたことを思い出します。「当初描いたビジ
ネスモデルがそのまま市場に通用することなどまず有り得ない」

●「その際、諦めず、冷静に自社や自身を見つめ直し、謙虚な気持ちと不屈の精神で、次
なる展開を再度デザイン出来る力があるかどうか?が何よりも重要なことになる。そして、
その実現の成否を決するのが、“経営チーム”が機能するかどうかである」

●「過去の経歴含め、例え、華々しいキャリアを持った人が集まっていたとしても、それ
が単なる“寄せ集め集団”であれば、かえって失敗・空中分解する確率の方が高くなる。だ
から私は勿論、ビジネスモデルも見るものの、それ以上に“チームとして機能できるメンバ
ーが集っているかどうか”を重視するようにしている」・・・・

●・・・・さて、上記内容、属人的な要素が経営に大きな影響を及ぼす可能性が高い我々中小
企業においては特に、強く意識すべきポイントなのではないでしょうか?少しでも心に引
っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて自社の“チーム度合”を点
検してみていただいても有意義かもしれませんね^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は3件のオンラインミーティング。

午後は静岡市内へ移動し、

某社会福祉法人様と未来へ向けたリアルミーティングを行います。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。