[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2487]

抽象度が高い視点から見ると、また別の示唆が生まれるかと思います^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「ケアマネの法定研修、2024年度に見直し
求められる役割の変化など反映 厚労省通知」

・・・・

とても重要なことであることは間違いない一方、

多くのケアマネがサービス事業者に雇用されている限り、

どこまで実効性が担保できるのだろう?

などとつい、考えてしまう自分がいます(苦笑)。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認くださいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/6886/

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■抽象度が高い視点から見ると、また別の示唆が生まれるかと思います^^
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●先日、関西地区の福祉経営者(A社長)と意見交換させていただいた時の事。俯瞰的な
会話が続く中、話題が“サービス業の特性”移り、「大きくは4つの特性がありますよね」と
確認しつつ、「この視点に立脚して経営のあり方を思考するだけでも、いろんな示唆が見
えてきますよね」と、中々高度(?^^)な会話を交わす機会がありました。

●先ず、サービス業の1つ目の特性としては、何といっても「無形性」だと思います(=
サービスには商品の形がない)。そして2つ目は「同時性」。生産と消費が同時一体的に
行われる、というのも大きな特性ではないでしょうか(両特性とも、製造業と比較すれば
よりイメージしやすいですよね)。

●次に3つ目は「変動性」。全ての顧客に均質なサービスを提供することが難しく、顧客
によって、サービスの品質にどうしてもばらつきが出てしまうことも大きな特性でしょう。
そして最後、4つ目は「消滅性」。提供された段階で、サービスそのものが消滅してしまう、

●換言するなら提供サービスの品質を管理することは至難の業であり、しかも、顧客から
の(感性に基づく)評価で善し悪しが決まってしまう、というのも大きな特性と言えるか
もしれません。

●加えて介護サービスの場合は、顧客自身が“使いたい”と思って使うサービスではない、と
いう側面であったり、決して贅沢品ではなく、顧客のQOLに直結する、という側面も大きい
のではないか、と思う次第です・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「サービス
業の特性、及び介護サービスの特性を踏まえた場合、我々はどんな経営を志向すべきなのか?」・・・・

●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて思考を
深め、整理してみていただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は北海道・旭川市内のホテルで4件のオンラインミーティング。

午後は同市内でプロジェクトミーティングを行った後、

最終便で東京へ戻ります。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。