[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2373]

異業種ノウハウで“生産性向上”“現場活性化”を両立実現されたA部長の話(1)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「居宅介護支援事業所と他の介護サービス事業所による
ケアプランなどのやり取りを、

全国的に広くオンライン化することで大幅に省力化していく」

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上記を厚労省が主導で進めていく、

という方針通知が為されたようですね。

異なるベンダーの介護ソフトを使っている事業所同士でも、

相互のデータ連携をよりスムーズに行えるようにしていく
とのこと。

中々大きな動きだと思います。

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.mhlw.go.jp/content/000982118.pdf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■異業種ノウハウで“生産性向上”“現場活性化”を両立実現されたA部長の話(1)。
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●先日、東海地区の介護経営者と意見交換させていただいた時の事。話題が「業務効率化」
「生産性向上」に及ぶ中、話の流れからふと、過去にお話を伺った北日本地区・某社A部長
の取組を思い出しご紹介させていただいたところ、

●「そもそもの考え方としてとても参考になりました。ありがとうございます」と、とて
も嬉しいコメントをいただく機会がありました。

●この内容、同テーマに関心をお持ちの方も数多くいらっしゃるであろう中、ひょっとす
ると本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にも“気付き”“学び”を感じ取ってい
ただける方がいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、

●本日は是非、私が7年ほど前にA部長から伺った話を皆様にも是非、ご紹介させていた
だきたく思います。以下、ご確認下さいませ(情報としては少々古いですが、内容は今尚
鮮度が高いと思われます^^また、今回もかなり長文となりますので、全部で5回に分けて
配信させていただきますこと悪しからずご了承くださいませ)。

●A部長が所属されている法人は創業70年に近い歴史を持ち、デパートやホームセンター、
住宅建築・販売、スポーツクラブ等々、「衣・食・住」を基礎に多角的な事業を地域密着
で展開されておられる企業様。

●地域の生活を支える、ということで介護事業に本格進出されたのが2012年。その後、事
業を着実に拡大され、福祉用具・ケアマネ・サ高住(60床)・デイサービス(定員55名)
等を矢継ぎ早に展開されたのですが、創業以降なかなか業績が振るわず、経営的には大苦
戦を強いられていました。

●そんな中、本体で長らく経営手腕をふるわれてきたA部長がケアサービス事業部門の責
任者として新たに着任されたのが今からおよそ創業から約3年が経過した2015年。しか
し、元々A部長は経理に専門性を持ちつつ、工場や営業所の管理を歴任されてきたキャリ
アが中心で、介護事業については全くの素人でした。

●「介護の仕事を一般の仕事と同じように扱わないで下さい」という現場からの声にも圧
され(よくある話ですね^^)、さてさて、どうやって進めていこうか?と悩まれていたA
部長。そんな折、たまたま知人から紹介を受け、弊社が主催していたセミナー「科学的介
護経営のススメ」に足を運んでいただいたのが2016年の4月でした。

●そのセミナーの中で「介護の経営は“他と比べて特殊”とよく言われるが、そんなことは
有り得ない。確かに扱う商材やサービス、業界環境によって“特徴”は各々あるけれど、そ
れはどの業界でも言える事。経営の本質は一緒であり、今後、その視点で“経営”を推進で
きる企業が存続・発展していく」という私からのメッセージをお聞きいただき、

●「なるほど、そうか。それなら自分の経験が生きるかもしれない」と思われたそうです。
ありがたくもモチベーションを挙げたA部長は早速自社に戻り、改革に着手。先ずは(介
護業界が最も苦手とする)数値の見える化、具体的には、「“製造原価”の見える化」から
手を付けることにしたそうです・・・・

●・・・・さて、本日は一旦、ここで締めさせていただきます。明日以降、話が更に具体的に
進んでまいりますので、ご興味をお持ちいただけた皆様は是非、引き続き、明日もご確認
下さいませ。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝一番は東京都心で打合せ。

終了後、大阪へ移動し、

夕方より更に打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。