[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2363]

言葉や知識と紐付けることで、脳内定着率が高まることってありますよね^^(2)

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「4回目コロナワクチン接種、介護職は訪問など
在宅サービスも対象」

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厚労省から28日に公表された通知内容です。
(当然のことですよね^^)

既にご存知かとは思いますが、念のため、

関心をお持ちの皆様は下記をご確認下さいませ。

https://www.roken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2022/07/000970441.pdf

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■言葉や知識と紐付けることで、脳内定着率が高まることってありますよね^^(2)
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●「巷で当たり前のように使われている“顧客志向”という言葉、中々どうして、奥深いも
のですよね」ということをあらためてお伝え・再確認したく、5日間に亘り、とある実際
のエピソードをご紹介させていただいた昨週のメルマガ。

●その後、九州地区の介護経営者(A社長)より、「“バランス”という言葉って、時には
便利に使われ過ぎることがありますよね」というように語っていた私の言葉を思い出して
いただいた、という嬉しいフィードバックをいただいた訳ですが、

●本日は昨日の続きとして、“バランス”という言葉に対する私の個人的な意見を述べさせ
ていただきたいと思います。以下、ご確認下さいませ。

●私たちが目指すべき経営とはどのような姿なのでしょう?それは、仮に上記と同様に経
営全体を“100”と捉えた場合、その場の状況を見て、その100の中の、社会性と経済性の
比率を変えていく経営(例えば50:50、30:70など)ではなく、

●全ての活動の土台・前提として、”バランス(配分)”という概念ではなく、“社会性100・
経済性100を全力で実現しようとする経営”を根幹に据えることではないでしょうか。

●換言するならこの経営は、短期と長期の視点を織り交ぜながら、常に両方を大事にして経
営判断を重ねていく、「理想と現実を一致させることに全力を傾ける経営」とも言えるのか
もしれません。

●「理屈は分かる。でも、そんなの理想論じゃないの?豊富な経営資源を有する法人であれ
ばいざ知らず、我々のような中小企業には理屈通りの対応が出来ない事だって現実には沢
山ある」・・・・ひょっとすると、そのようにお感じになられた方も少なからずいらっしゃるか
もしれません。

●勿論、仰せの通りの視点も痛いほど理解しています。例えば、「社員の給与を地域ナンバ
ー1にしたい」という理想を描いていたとしても、現実として利益や内部留保がない会社か
らすると、その段階では、それは単なる絵空事でしかありません。

●でも、そこからの進み方で今後の成長・発展に大きな差が出ます。バランスタイプの経営
者は、「今は現実的には無理だから、、、」と言って自らの力量不足に溜息をつきながら、
理想と現実のギャップに対して単に「バランス(≒妥協)」だけを連続させていってしまい
ます。

●他方、両立タイプの経営者は、「悔しいけれど、今はこれしか出来ない。」と現実をしっ
かりと受け止めつつも、「でも、自分はこのままでは絶対に終わらない」

●「一生懸命頑張って、3年後には必ず地域ナンバー1の給与が払える環境をつくりあげる
ぞ。」と本気になりながら、それらを実現する為の戦略・計画を立て、必死になってそれら
を実際に実現しようと努力するでしょう。

●両者の違い、それは即ち、自ら描いた理想に対する「本気度」の違い、そして、その「本
気度」の違いが現実となって現れる「行動量」の違いだと言えるのかもしれない。

●過去、数えきれないほどの経営者の皆様と出会い、手前味噌ながら本気の議論・意見交換
を重ねてきた私としては、そのような想いのもと、“バランス”という言葉に違和感を感じた
次第です・・・・

●・・・・さて、翻って、皆様へのご質問です。私たちの日々の経営は、果たしてどちらに当て
はまっているでしょう?少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、
自社・自分自身を再点検してみていただいても有意義かもしれませんね(私もそうします^^)。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も終日、予定を変更し、

東京にてデスクワーク&打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。