[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2362]

言葉や知識と紐付けることで、脳内定着率が高まることってありますよね^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

2022年も早や、8月に突入。

今週も全国各地で猛暑日が続く、

という予報が出ていましたね(汗)。

夏真っ盛りなので当然と言えば当然なのかも
しれませんが、

室内と室外の気温差の激しさに、

体調を壊される方も相当数いらっしゃるかと思います。

皆様、くれぐれも体調にはお気を付け下さいますように。

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では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■言葉や知識と紐付けることで、脳内定着率が高まることってありますよね^^
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●「巷で当たり前のように使われている“顧客志向”という言葉、中々どうして、奥深いも
のですよね」ということをあらためてお伝え・再確認したく、5日間に亘り、とある実際
のエピソードをご紹介させていただいた昨週のメルマガ。

●その後、九州地区の介護経営者(A社長)より、「過去に原田さんが仰っていた言葉と
通じるものがあるな、と思い出しました」という、とても嬉しいフィードバックをいただ
く機会がありました。

●ちなみにそのA社長に記憶していただいた言葉とは、「“バランス”という言葉って、時に
は便利に使われ過ぎることがありますよね」というように、私自身が違和感を感じていた、
という話についてです。より詳細を説明させていただくと、下記の通りになるでしょうか。

●私がこの“バランス”という言葉に対する違和感・こだわりを抱くに至ったきっかけは、
今から10年弱前、福祉専門で活動されていた、とある先輩コンサルタントからうかがった、
次の言葉でした「原田君、福祉の仕事は社会性と経済性のバランスが重要なんだ」・・・・・

●サラッと聞けば、全く持っての正論に聞こえます。しかし、私はこのアドバイスをいた
だいた後も、独り、“消化不良”状態に陥っていました(アドバイスいただいたコンサルタ
ントの方がどのような意図で発言されたかは分かりませんが)。どこに“消化不良感”を感じ
ていたか?と言うと、前段の通り、「バランス」という言葉です。

●日常的に頻繁に会話の中で使われているこの言葉、イメージとしては柔軟性があり、誰
もが頷く類のものではないかと思います。しかし、特に“経営”においては、ともすれば誤っ
た理解のもと、自らの安易な「妥協」を肯定してしまうことにもつながりかねない危険性も
はらんでいる、と私は、個人的な経験含め、そのように感じています。

●換言するなら、「理想はこうだけど、今のうちの会社はこんな状態だから、、、、」と言いな
がら、現実の中で“バランス”をとる経営は、ともすれば“妥協”する経営、即ち、厳しい表現
かもしれませんが、「言い訳経営」「その場しのぎ経営」になってしまう危険性をはらんで
いる、とも言えるのかもしれません。

●更に、“バランス経営”を異なる言葉で表現するなら、経営全体を100とした場合、その場
の状況を見て、50:50、30:70など、その100の中の、社会性と経済性の比率を変えていく
経営、とも言えるのかもしれません(私の勝手解釈ですが)。

●では、私たちが目指すべき経営とはどのような姿なのでしょう?それは、仮に上記と同様
に経営全体を“100”と捉えた場合、その場の状況を見て、その100の中の、社会性と経済性
の比率を変えていく経営(例えば50:50、30:70など)ではなく、

●全ての活動の土台・前提として、”バランス(配分)”という概念ではなく、“社会性100・
経済性100を全力で実現しようとする経営”を根幹に据えることではないでしょうか。

●換言するならこの経営は、短期と長期の視点を織り交ぜながら、常に両方を大事にして経
営判断を重ねていく、「理想と現実を一致させることに全力を傾ける経営」とも言えるのか
もしれません・・・・

●・・・・さて、長くなりすぎますので本日は一旦、こちらで締めさせていただきます。「理屈
としては分かる。ただ、現実の経営においては、理想通りの判断を下すことが出来ないこと
だってあるじゃないか」・・・・

●明日は、上記疑問について、私なりに結論付けた私見をお伝えさせていただきたいと思い
ます。少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は是非、ご自身なりの見解を整理して
みて下さいませ^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は終日、東京にてデスクワーク&打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。