[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2335]

「〇〇性」の力をヒシヒシと感じました(特に高齢者はその傾向が強い?)(3)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

これから更に蒸し暑くなり、

いよいよ夏本番、という時期に差し掛かっている昨今ですが、

暦の上では昨日、夏至を越えたようですね。

ということは、

今日からジワジワと日(陽?)が短くなっていく、、、

何となく“焦り”を感じると共に、

“時間”という最大と言ってもいいかもしれない資源の
重要性をあらためて認識した次第です。

さて、頑張りますか^^

・・・・^^

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

────────────────────────────────────────
■■
■■「〇〇性」の力をヒシヒシと感じました(特に高齢者はその傾向が強い?)(3)。
■■
────────────────────────────────────────

●今週月曜日昨日ご紹介させていただいている、訪問介護事業・B社の話。新たな保険外
サービスを、とのことで「犬の散歩お手伝いサービス」を発案し、

●価格設定を検討するにあたり他社比較等のプロセス、及び自社原価から割り出した金
額に対して“合理的納得感”はあるものの、何となく“モヤモヤ感”、言い換えれば“感情的
不納得感”が拭えなかった、というお話までを昨日のメルマガでお伝えさせていただきま
した。

●本日のメルマガでは昨日からの話の流れの延長として、値段設定における“思考の着地”
について皆様に是非、共有させていただきたいと思います。以下、ご確認下さいませ。

●「そもそも頻繁にお願いしなければならなくなるかもしれない犬の散歩サービスで、1
回最低2,000円というのは少々高いのではないだろうか?」・・・・

●「しかも、当社は訪問介護サービスをご利用いただいているご利用者のみを対象にしよ
うと考えている。現時点でもある程度のお金をご負担いただいているのに、そこに上乗せ
して高い(と個人的に感じている)金額を伝えるのは、どうもスッキリしない」・・・・

●如何にもご利用者想いの介護事業経営者らしい(?)発想ですが、提供側として心に落
ちていない状態でサービスを開始してもうまく行くはずはありません。結果としてB社社長
は、

●「利益を補完することを意識して考え始めた犬の散歩サービスだが、市場価格は勿論、当
初考えていた金額でも、何となくスッキリと腹に落ちてこない。それならいっそのこと、
“利益補完”という発想を捨てて、

●“ご利用者の困り事をサポートするためのサービス”“ヘルパーの収入増に貢献するサービ
ス”という位置づけにしてしまった方が、自分の中ではスッキリと腹に落ちてくる。」と考
え、何と金額を「1,100円/時間」、即ち、派遣するスタッフの時給と同額で設定すること
を決断しました(管理コストを含めれば赤字ですよね)・・・・

●・・・・さて、本日も一旦、ここまでで止めさせていただきます。明日は上記の“思考の着地”
に基づき、ご利用者にいよいよサービスを開始した際のお話に触れさせていただきたいと
思います。お時間のある方は是非、この後のB社の展開について思い思いに空想してみて
下さいませ^^

────────────────────────────────────────

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中は京都市内某地区の

“地域包括支援センター”

“ケアマネージャー”

さん向けのリアルセミナーを久々に実施。

その後、コミュニティビジネスの可能性を探るべく
1件の異業種経営者と意見交換させていただき、

夕方以降は弊社役員と社内打合せ(飲み?)です。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。