おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
「介護事業所の指定申請や報酬請求に関する届け出について、
厚生労働省が構築を進めている
“電子申請・届け出システム”
を全国すべての自治体で利用できるよう、
2025年度までに必要な法令上の措置を講じる」
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“規制改革実施計画”
からの抜粋です。
関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。
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https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/program/220607/01_program.pdf
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では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■地域活動を行う上で大切なポイントとは(その2)。
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●「地域活動を行う上で、大事にすべきポイントって一体何でしょう?」と質問させてい
ただいた私に対し、「地域に貢献したい、という気持を本気で持つ事」「専門家然とせず、
相手にとっての困りごとにフォーカスし、それらを解決できる手段を分かりやすく伝える
事」、
●そして3つ目に「共に汗を流す事」という、経験に基づいた説得力溢れる深い回答を下
さったB氏。本日のメルマガでは3番目の「共に汗を流す事」に対する具体な取り組み事例
を皆様に是非、共有させていただきたく思います。以下、ご確認下さいませ。
●B氏が所属していた法人は、彼が入社する以前より地域の祭りに協賛金を拠出してきた
らしいのですが、B氏が責任者になって、さて、今年のお祭りはどうしよう?と考えていた
時に、親しくなった地域の方から言われた一言に衝撃を受けたそうです。
●「あんた、そんなもん、地域貢献でもなんでもないわ!(関西弁)」呆気にとられたB氏
を無視して、地域の方の言葉は続きます。「お金だけ払ってそれ以外は何もしない、後は自
由にどうぞ、って、あんたら、ちょっと上から目線すぎるんちゃう?(by関西弁)」
●如何にも関西人らしい、直球の発言ですが、この発言はとても的を得た意見だな、と話を
伺いながら私は思いました。その方が何を言いたかったのか?A氏は次のように話してくれ
ました。
●「勿論、協賛してもらえること自体ありがたいことでしょうし、地域にとって嬉しくない
はずはありません。でも、この方が何をおっしゃりたかったのが?私は次のように理解しま
した。
●「それだけでは法人としての「心」が見えない。本当に地域と信頼関係を結びたかったら、
そんな形式的な事だけで終わらせるのではなく、自分達ならではの行動で地域の方に役立ち、
汗を流し、一体化していく気持ちが必要なんじゃないか?」と。
●では、それを理解したB氏はどのような行動に出たのか?ここに、彼の発想の柔軟さがあ
ります。彼は “リハデイ”という自らの特長を活かし、「このお祭りの場限り。介護のプロ
が一回50円でマッサージさせていただきます」というブースをお祭りの広場で設置した、と
いうことでした。
●お祭りに来られた地域の方々は、お祭り始まって以来の彼らの初めての試みに興味津々。
同時にその場で“介護相談会”のようなものが始まったり等、正に“地域の皆様との(温度
を伴った)つながり”がそこから更に強まっていったそうです(勿論、それらが結果として
“営業活動”となったことは言うまでもありません)。
●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?「“地域と
の連携”“地域への貢献”という言葉は本当によく使うけど、果たして私たちはその言葉の本
質・意味を捉えることが出来ているのだろうか?捉えた活動が展開出来ているのだろうか?」
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●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて自問自答
を深めてみていただいても有意義かもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中はデスクワーク。
午後は関西地区の某社会福祉法人の理事会に参加し、
終了後、明日の仕事場である北海道へ向かいます。
(最終目的地まで辿り着けないので、札幌止まりです^^)
終了後、明日の業務の予定地である大阪へ向かいます。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。