[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2263]

“現場起点の経営づくり”具体的なヒントになるかもしれません(その3)。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

地域によっても状況は異なるようですが、

“春”を感じられるような天気がここ数日、

続いている場所も多いようですね。

一方、急な寒暖差により、

体調を壊された方もいらっしゃるとか、、、

コロナ対応疲れも含め、

皆様、くれぐれも体調にはお気を付けくださいませ。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“現場起点の経営づくり”具体的なヒントになるかもしれません(その2)。
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●「現場論~非凡な現場をつくる論理と実践」の中から、ヤマト運輸を事例に「VOG=
Voice of “Gemba”(現場の声)」を活かす経営論についてご紹介させていただき、更に
その“VOG”から生まれた1つ目のサービスについてご紹介させていただいた昨日のメルマ
ガ。

●本日はその続きとして、2つ目のサービスのご紹介と共にもう一つ、興味深い取り組み
についても触れられている部分を抜粋し、皆様にご紹介させていただきます。下記内容、
是非、“味わって”みていただければ幸いです^^

●「もうひとつ、“VOG”から生まれたのが“家電の修理サービス”です。お客さまの不便
を解消する“家電修理サービス”ヤマト運輸は、家電品の修理を行うためのセンターを自
前で設立し、故障品の回収から配送まで最短3日という“家電修理サービス”を行っていま
す」

●「これも修理品を届けた配送員が、「家電品の修理にかかる日数が長すぎる」と感じた
“気づき”が発端です。パソコンやテレビが故障し、1週間以上も使えなければ不便だとい
う“VOG”がサービスの起点なのです。先の“まごころ宅急便”と同じく、この根底にあるの
は同社の“サービスが先、利益は後”という会社としての理念です」

●「「現場の配送員一人ひとりが、どうずればサービスをよりよくできるのかをつねに考
えて、まずは実践すること。それで顧客満足を生み出すことができれば、その結果として
利益はついてくる」という考え方が、ヤマト運輸の根底にあります。現場の“感度”が高く、
卓越した“現場センサー”を磨いているからこそ、“まごころ宅急便”や“家電修理サービス”
といった新たな商品が生まれるのです」

●「ヤマト運輸の「現場」へのリスペクトを示すものに、約30年間、毎週行われている
“経営戦略会議”があります。社長から一般社員まで参加し、新たなサービスについて、
“現場のアイデア”を聴くのが目的です」

●こんな取り組みを毎週やっている企業を、私はほかには知りません。実際に、この会議
から電子マネー決済などの新規サービスも生まれています。同社にかかれば、会議さえも
ひとつの“現場”にしてしまう好例で、“VOG”の原点とも言えます」

●「(中文省略)ヤマト運輸の“需要創造力”の仕組みを見てくると、業態の違いを超えて、
“現場”で着想して企画することの重要性を痛感させられます。通常業務の中で“見える化”
しにくい“VOG”に注意を払い、現場のアンテナの感度を高め、一人ひとりが“需要創造力”
を身に付けるべき時代が来ているからです」・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じいただけましたでしょうか?「社長から
一般社員まで参加する会議を“経営戦略会議”と呼ぶ」・・・・少しでも心に引っ掛かりを感じて
いただけた方は一度、時間を取り、あらためて自社になぞらえて考えてみていただいても面
白いかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、愛知・三河地区の事業者様と打合せ。

午後は別の三河地区の法人様と打合せを行った後、

明日の仕事場である大阪へ移動します。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、今日も共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。