[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2224]

専門職だからこそ陥りやすい傾向なのかもしれません。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「介護職の賃上げ 岸田首相「全て給与増に充てたことを
自治体で確認する」

・・・・

裏を返せば、給与増に充てていない法人もある、

ということなのでしょうか。

私の周囲にはそのような方はいらっしゃらないので
今一つ現実感が湧かないのですが・・・・
(あ、でも確かに、そのような事をしているところが
ある、と聞いたことはあります、真偽のほどは定かでは
ありませんが)

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-12-10-2.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■専門職だからこそ陥りやすい傾向なのかもしれません。
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●「その視点を意識することも必要かもしれません」というタイトルにのもと伝えさせて
いただいた先週木曜日のメルマガ。「介護事業者のHPを閲覧し各社のミッションやビジ
ョンを確認することも多いのですが、なんていうんでしょう、各者が掲げられている内容
は全て“正しい”し、全て“正義”なんですよね。でも、何となく心に入ってこないし残らない」

●「これってひょっとすると、“正しすぎる”“正義すぎる”からなのかな、なんて思ったり
もするんですよね。断っておきますが“良い”“悪い”の話じゃないですよ。でも、難しいで
すよね、この辺りって・・・・」そんな言葉をコミュニティデザイナーのA氏からいただいた
訳ですが、

●実はこの手の話、特に専門職の皆様にとても表れやすい傾向なんじゃないかなぁ、と、
私自身も今までの経験から感じています。専門職としてケアマネジメントやソーシャル
ワーク等を体系的に学び、頭の中で論理的な整理が為されていれば為されているだけ、

●上記のような状態に陥りやすい。理屈や論理に基づいて、相手が求めている訳でもない
のに知らぬ間にアドバイスを行おうとしたり、或いは更にエスカレートすると説得しよう
としたりしてしまいますものね。勿論、良かれと思っての言動・行動であることは間違い
ないのですが^^。

●でも、残念ながら、人は「正しい」ものを常に選択するとは限らず、寧ろ「~すべき」で
はなく、「~したい」という感情に忠実に動くのではないかと思います。「人は論理や理屈
で意思決定しない。感情で意思決定し、その自らの意思決定を理屈で正当化しようとする」
過去、先輩コンサルタントに教えていただいた金言の一つです。。。。

●さて、翻って、皆様にご質問です。その視点で見つめ直した場合、皆様の情報発信は“論
理(~すべき)”“感情(~したい)”どちらの要素の傾向が強い、とお感じになるでしょう
か?少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、具体的な打開策を
考えてみていただいても有意義かもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は東京都心にて、

終日、オンラインミーティングが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。