[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2106]

私自身、書きながら、心地よい“プレッシャー”をあらためて感じています^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

「介護の利用者負担増は、不安に追い打ちをかける」

・・・・

“認知症の人と家族の会”

総会で発信された内容だそうです。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

※「コロナ禍でも安心して過ごせる社会の実現を」

https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-06-07.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■私自身、書きながら、心地よい“プレッシャー”をあらためて感じています^^
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●一昨日より続いている「ビジネス:福祉」の割合の話。本日は是非、昨日の内容に続く
後段部分の内容を是非、共有させていただきたく思います。拙著からの引用で恐縮ですが、
以下、ご確認下さいませ(昨日と本日の内容のつながりをイメージしやすくするために、
昨日の内容も一部繰り返してご紹介させていただきますこと、予めご容赦下さいませ)。

●「では、「③“社会性”と“経済性”のバランスを重視する経営」が正しい経営姿勢なの
でしょうか?一見正しいように聞こえますが、実は、これも好ましくないのではないか、
と私は経験上、感じています」

●「“バランスをとる”という言葉のイメージは柔軟性があり、確かに聞こえはいいかもし
れません。が、ともすれば、この“バランス”という考え方は、経営に安易な妥協を生み出
しかねないリスクもはらんでいます」

●「「理想はこうだけど、今のうちの会社はこんな状態だから、、、、、」と言いながら、
常に現実に“妥協”してしまう経営は、換言すれば“言い訳経営”“その場しのぎ経営”と言わざ
るをえないでしょう。そして、そのような“言い訳経営”“その場しのぎ経営”の延長線上に、
理想の姿が存在しないことは皆さんもご理解いただけるかと思います。

●「では、私たちが目指すべき経営とはどのような姿なのでしょうか?それは、「④“社会
性”と“経済性”を各々100%、全力で追求する経営」ではないでしょうか。これだけだと、
上記③との違いが良く分からないと思いますが、実は全く、似て非なるものだ、と私自身
は定義しています」

●「この経営は、短期と長期の視点を織り交ぜながら、常に両方を大事にして経営判断を
重ねていく、「理想と現実を一致させることに全力を傾ける経営」です。勿論、現実の経営
においては、時には理想通りの判断を下すことが出来ない時もあるかもしれません」

●「例えば、「社員の給与を地域ナンバー1にしたい」という理想を描いていたとしても、
現実として利益や内部留保がない会社からすると、その段階では、それは単なる絵空事でし
かありません。でも、そこからの進み方で今後の成長・発展に大きな差が出ます」

●「③のタイプの経営者は、「まぁ、今は現実的には無理だから、、、」と言って自らの力
量不足に溜息をつきながら、理想と現実のギャップに対して単に「妥協」だけを連続させて
いきます。他方、④のタイプの経営者は、」

●「「悔しいけれど、今はこれしか出来ない。」と現実をしっかりと受け止めつつも、「で
も、自分はこのままでは絶対に終わらない。一生懸命頑張って、1年後には必ず地域ナンバ
ー1の給与が払える環境をつくりあげるぞ。」と本気になりながら、」

●「それらを実現する為の戦略・計画を立て、必死になってそれらを実際に実現しようと努
力する人です。両社の違い、それは即ち、自ら描いた理想に対する「本気度」の違い、そし
て、その「本気度」の違いが現実となって現れる「行動量」の違いだと言えるでしょう」・・・・
(以上、引用終了)

●・・・・さて、誠に僭越ながら上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?
私たちの日々の経営は③もしくは④、どちらに当てはまっているでしょう・・・・?少しでも
心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自身の心根を見直してみていた
だいても有意義かもしれませんね(私も再度、見直してみます^^)

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日も、早朝8時から午前中はオンライン&デスクワーク。

午後は、東京からではありますが、

“東海ケアビジネス研究会”

を開催します。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。