[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2103]

説得力ではなく、〇〇力。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

政府は2日、

今年度の成長戦略の原案を明らかにしたようですね。

今月中旬にも閣議決定するとのこと、

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-06-03.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■説得力ではなく、〇〇力。
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●先日、あるデイサービスの経営者(A社長)と意見交換させていただいた時のこと。「な
かなか部下に私の伝えたいことが伝わらなくて困っているんです。。。」頭をかき、自嘲気
味に苦笑いしながら、彼はそんな悩みを私に話してくださいました。

●その話を伺った際にふと、私の頭に浮かんだのは、以前、偶然に雑誌で読み、「なるほど」
と私自身、気付きを感じてメモしておいた“とある言葉”。今日は是非、A社長にもお伝えさせ
ていただいたこの言葉を皆様にも是非、共有させていただきたく思います。以下、“ミスター
ラグビー”と言われ、史上最年少で日本代表ラグビーの監督になった、平尾誠二氏の言葉です。

●「話が伝わらないのは自分の話に説得力が足りないからだと考えてしまう。でも、いまの
ように個々の価値観も違えば、理解力にも差がある時代に、誰に対しても説得力のある話し
方があるのなら、私が教えて欲しいくらいです」

●「部下に話を伝えるのが下手なリーダーは、ほとんどの場合リーダー側の受信機が問題で
す。そこをみんな間違えるんです。何かを伝えようと思ったら、まず相手の一挙手一投足に
注意を払い、いまどんな精神状態にあるのか?性格はどんなタイプなのか?といったことを
見極める話すのが苦手という人は、説得力より洞察力の方に磨きをかけるべきなんです」・・・・

●・・・・さて、上記平尾氏の言葉、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「我々
リーダーの仕事は、“伝えてなんぼ”ではなく“相手に伝わってなんぼ”“相手が納得してなんぼ”
“相手が行動してなんぼ”である」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間
を取り、そんな視点で自身のコミュニケーションを見つめ直してみていただいても有意義かも
しれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中からオンラインミーティングが2件。

午後は滋賀県北部へ移動し、

クライアント法人様とお会いしての打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。