[ケアビジネスSHINKA論 Vol.2026]

先日ご紹介させていただいた「ケアストーリー」作成の舞台裏(?)のお話。

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

昨日お伝えさせていただいた通り、

国内初となる新型コロナウイルスのワクチン接種が
17日、

東京都目黒区の国立病院機構東京医療センターで行われた
ようですね。

「介護職も優先順位に入っている」

本件に関する別の記事を見つけましたので、

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2021-02-17-3.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■先日ご紹介させていただいた「ケアストーリー」作成の舞台裏(?)のお話。
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●先日、何日かに亘ってご紹介させていただいた「ケアストーリー」に関するお話。その後、
メルマガをお読みいただいた関西地区の介護経営者(A社長)より、「こんな文章、とても
ではありませんが、私には作れません」「12本、全部原田さんが書いたのですか?」という
ご質問をいただく機会がありました。

●結論から申し上げますと、回答としては勿論、「いいえ」です^^正確にお話すると、1本
目は私自身で書きました。介護の仕事に初めて携わった当時の私から見ると、現場で起こる
様々な実例は本当に“奇跡”の連続とも言えるようなものでした(97歳・要介護4のご利
用者が要介護2になったり、車いすから離れなかったご利用者が歩き出されたり・・・・)

●「この、現場で起こっている価値を何とか内外に伝えたい」そんな想いから職員にインタ
ビューを重ね、約1ヶ月ほどかけて私なりに文章にまとめたことを今でも懐かしく思い出
します(書き上げるまでの途中、何度も職員の頑張り・素晴らしさに感動を覚えながら^^)

●そうして1本目を仕上げたのですが、「1本だけだど読み手からすると、“たった一つの、
たまたま起こったエピソードを採り上げただけなのでは?”と感じられるかもしれないな」
という想いが頭をよぎり、

●「これはもっと事例の“数”が必要だ。そうすれば、私たちの日々の仕事の“価値”が今
以上に伝わるはず」との想いに至り、そこから1年かけて毎月1本、計12本のケアストー
リーをつくろう、と決めて取り組みを開始した次第です。

●とはいえ、一本のケアストーリーを描くのは時間もかかるし中々の大仕事。時間もかかる
上に、そもそも私自身、物語のような文章をつくる“プロ”ではありません。「では、どう
やってつくるか?」

●そこで私はネットで検索して幾人かのライターさんに接触し、実際に1本書いてみてい
ただき、そこから「この人となら出来るかも」「相性がいいかも」という方を見つけ出し、
その方に月1回、事業所にお越しいただき、職員との対話を通じて物語を作成していった
次第です・・・・

●・・・・さて、上記質問に対する回答、皆様にとって何か参考にしていただける部分はありま
したでしょうか?「外部のプロフェッショナルの力をお借りすることを通じて効果的・効率
的に目的を達成する」少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、
具体的に活動を起こしてみていただいても悪くないかもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、朝から東京都心にて2件のミーティング。

終了後、明日の業務へ向け、仙台へ移動します。
(新幹線では仙台まで辿り着けないので飛行機で移動します)

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。