[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1875]

昨日ご案内させていただいたユーチューブに通じるところもある話かもしれません^^

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

梅雨明けとなり、連日30度超えを記録している
地域も増えてきているようですね。

コロナの影響で外出の機会は減少傾向ではあるものの、

熱中症の心配が高まってきているかと思います。

ご利用者や職員の方々は勿論、

皆様自身もくれぐれもお気を付け下さいますように。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■昨日ご案内させていただいたユーチューブに通じるところもある話かもしれません^^
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●先日、某西日本地区でデイサービスを中心に展開している経営者(A氏)と意見交換をさ
せていただく機会がありました。「中心に」と敢えて表現したのは、彼らがデイを経営する
と共に、

●保険外サービスとして「認定外高齢者向け運動指導サービス」「子供向け運動指導サービ
ス」等、様々な保険外サービスを展開しているから、です(恐らく今でも新たな事業アイデ
アをどんどん増やしているかと思います)。

●事業展開の結果だけを見ると、「なるほど、こんな展開の方法があるのか。参考になった」
と、同社のアイデア・発想の豊かさについ目が行きがちです。勿論、その部分において彼ら
が秀でていることは間違いのない事実なのですが、

●様々な話をうかがう中、私はむしろ、このようなアイデア・発想を生み出す彼らの「源泉」
にこそ、結果的に他社と一線を画す存在になり得るポイントがあることを実感しました。

●A氏と会話を重ねる中、非常に印象に残ったのは、「地域」という言葉が頻繁に登場して
くる事。一般的に介護業界の経営者は、自社の仕事を「介護事業」と定義しているのに対し、
A氏は自社の事業を「介護事業」ではなく、「地域を元気にする事業」と定義しており、こ
の定義の相違が、彼らの柔軟なアイデア・発想の源泉となっているのです。

●A氏の言葉をそのままお伝えすると、彼は、自社事業のエリアを(先ずは)1市に限定・
集中すると共に、“自社の強みが活きること”かつ“社員がワクワクすること”が満たされ
ることを条件に、「〇〇市を元気にする事業」だと定義しています。「展開地域を横に拡
げる」のではなく、「地域を限定し、深掘りする」成長戦略を描いているのです。

●自社を「介護事業」と定義することを否定している訳では決してありません。しかし、企
業はそもそも「環境適応業」。今後の成長・進化を考えた場合、果たしてその定義が自社に
とって適切なのか?について、経営者の皆様は今一度点検し、場合によっては、再定義し直
した方が良い場合もあるのではないでしょうか・・・・

●「自社は何業か」と定義することで、今後の展開・拡がりが大きく変わることは勿論、社員
の意識やモチベーションにも大きな影響を及ぼしてきます。A氏の事例を参考にした場合、果た
して皆様は「何業」になるのでしょうか・・・・今一度、幹部の皆様と共に、考えてみても面白い
かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、午前中の飛行機で北海道・札幌へ移動。

午後より連続して札幌市内での打合せが続きます。

皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?

では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。