おはようございます、
ケアビジネスパートナーズの原田です。
「介護職への給付金、有料やサ高住も対象」
・・・・
今回の第二次補正予算に伴う慰労金関連の情報です。
6月17日に実施要項が出たとのことですが、
当該情報は都道府県向けに発出されたとのことで、
6月18日13時40分時点ではネット上で見つける
ことが出来ませんでした。
ただ、上記要綱を踏まえたメディア記事は露出
されていますので、
関心をお持ちの皆様は、先ずはこちらをご確認
下さいませ。
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https://www.joint-kaigo.com/articles/2020-06-18-2.html
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
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■■某一流ホテルのとある事例は我々介護業界にとって参考になるのか?ならないのか?
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●先日、関西地区の介護経営者(A理事長)と組織活性化施策について意見交換させていた
だいた時の事。話の流れからリッツ・カールトンホテルの事例を思い出し、お伝えさせてい
ただいたところ、「それってリッツ・カールトンだから出来る話であって、我々中小介護経
営者には参考にならない」という、或る意味とても明快な^^レスポンスをいただく機会が
ありました。
●ただ、勿論、私自身としては「参考になる」と思ってお伝えしている訳であり^^、その
視点をお話させていただいたところ、「そうか、私はついお聞きした金額の大きさにビック
リして“参考にならない”と言ってしまったけれど、」
●「その視点からすれば確かに経営の考え方として大いに参考に出来るかもしれませんね。
同じことは出来ないかもしれないけれど、少し考えてみたいと思います」という、今度はと
ても誠実なコメントをいただいた次第です。(この辺りの切り替えの速さは経営者の大切な
資質だといつも思います)。
●このA社長とのやり取り、ひょっとすると本メルマガにお付き合いいただいている皆様の
中にも何等か“気付き”を感じ取っていただける方がいらっしゃるかもしれない?という想い
のもと、本日は是非、皆様にも我々2人のやり取りがイメージできる内容を共有させていた
だきたいと思います。
●リッツ・カールトンホテルの創業者、ホルスト・シュルツ氏の著書「最高の組織をゼロか
らつくる方法」に、この部分について端的&明快に示している文章がありましたので、そち
らを抜粋してお伝えさせていただきます。以下、ご確認下さいませ。
●「私は新しい方針を発表した。総支配人から新米のバスボーイまで、すべてのホテルの従
業員は、お客様に満足していただくためであれば最大2,000ドル(≒昨日時点のレートにす
ると約21万3千円ぐらい?)まで自由にお金を使ってよい、と決めたのである(中略)」
●「2,000ドルまで自由に使ってよいという方針を発表したとき、同僚たちはほとんど卒倒
しそうになった。ホテルのオーナーたちは私を訴えることさえ考えたようだ。私は反論に対
してこう答えた」
●「「平均的なビジネス旅行者は、一生のうちに10万ドルを優に超える宿泊費をホテルに
支払ってくれるのです。私たちのホテルブランドを繰り返し利用してもらうためなら、
2,000ドルなどリスクとさえ言えない支出です」(以上、同本のp23~p24部分より抜粋)・・・・
●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「顧客との関係
性を“点(現時点)”ではなく“線(時間軸)”で見つめてみると、新たな発想・視点が生まれ
るかもしれない」
●少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、自社に合わせて考え
てみても面白いかもしれませんね(何か面白い発想が生まれましたら是非、私にも教えてく
ださいませ^^)。
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も、都心でオンライン撮影&デスクワークが
続きます。
皆様は本日、どのような1日をお過ごしになられるのでしょうか?
では、互いに充実した1日となるよう、共に頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。