[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1677]

中高年齢の職員マネジメントで意識すべきこととは~関西地区・介護経営者より~

おはようございます、

ケアビジネスパートナーズの原田です。

21日に引き続き、26日にも開催された

“全世代型社会保障検討会議”。

一定額を窓口負担に別途上乗せする

“定額負担”

の導入については厳しい意見が飛び交った一方、

現行で原則1割の75歳以上の窓口負担を
原則2割へ引き上げることについては、

徐々に合意形成に向かいつつある、

という趣旨の報道が上がっていましたね。

関心をお持ちの皆様は、下記をご確認下さいませ。

https://www.joint-kaigo.com/1/article-13/pg1201.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■中高年齢の職員マネジメントで意識すべきこととは~関西地区・介護経営者より~
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●先日のメルマガでご紹介させていただいた、“丸亀製麺が「中高年を積極的に採用する」
驚きの理由”という記事。その後、この記事をお読みいただいた関西地区の介護経営者(A
社長)より「正にその通り!」と感じるフィードバックをいただく機会がありました。

●この内容、本メルマガにお付き合いいただいている皆様の中にもひょっとすると“気付き”
や“ヒント”を感じ取っていただける方がいらっしゃるかもしれない?という想いのもと、
本日は是非、A社長からいただいたコメントを皆様にも共有させていただきたいと思いま
す。以下、A社長からいただいたメール文の抜粋についてです。

●「原田さん、いつもメルマガをありがとうございます。(中略)さて、先日の丸亀製麺の
記事、興味深く読ませていただきました。実は当社でも中高年齢の女性の採用を意識的・積
極的に実施しています(中略)」

●「彼女たちのマネジメントにおいて、私は勿論、幹部メンバーにも特に意識させているこ
とは、「ありがとうございます」という感謝の言葉をとにかく伝えるようにすること。若い
職員に対しても勿論同様かもしれませんが、特に中高年齢の職員にはその言葉を重視する
よう口を酸っぱくして伝えています(中略)」・・・・

●「家庭では食事をつくっても部屋をきれいに掃除しても、“やって当たり前のこと”と思
われているのか、旦那や子供から感謝の言葉などもらった記憶が殆どない。でも、この職場
では上司や同僚、お客様から“ありがとう”と言ってもらえる」

●「色々配慮して下さることも含め、だから“よし、この会社の中でもっと頑張ろう!”“も
っと役に立てるようになろう!”と思えるんです。毎日、充実していますよ」以前、私にそ
う話してくださった、60代中盤の女性介護職員の顔が思い出されます・・・・

●・・・・さて、上記内容、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?「職員の置かれ
た環境に想いを馳せ、その感覚をマネジメントに活かしていく」少しでも心に引っ掛かりを
感じていただ方は一度、時間を取り、上記観点から自社のマネジメントを振り返ってみてい
ただいても有意義かもしれませんね^^

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

本日は始発便にて宇和島を出発し、一路、大阪へ。

午前中は某インフラ系企業(非介護業界)の経営企画部
メンバーと意見交換・会食を行った後、

午後は大阪で収録録画の編集作業に入ります。

皆様は今日、どのような1日をお過ごしになるのでしょうか?

では、今日も1日、互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。