[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1180]

とある経営者からうかがった興味深い取り組み「研修+〇〇」。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

「人工知能(AI)を活用し、要介護の判定を受けた人に最適な
リハビリ計画を立案するサービスを開始する」

2019年度中の本格稼働を視野に、

パナソニックが取り組みを進めているようですね。

このような取り組み、ひょっとするとほんの数年後ぐらいには

“当たり前”

になってくるのかもしれません。

興味をお持ちの方は下記をご参照下さいませ。

パナ、AIが最適リハビリ計画 介護自立支援向け

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27145870Q8A220C1TJ1000/

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■とある経営者からうかがった興味深い取り組み「研修+〇〇」。
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●先日、関西某地区にて障がいを中心とした訪問介護サービスを展開されている経営者(A
社長)と会食しながら意見交換させていただいた時の事。月商2,500万円前後をコンスタン
トに叩き出し続ける驚異(?)の法人様なのですが、

●A社長のお話をうかがわせていただく中、「やはり、この業績は“有意なアクションの積
み重ね”があってこそなんだな(=高業績にばかり目がいってしまいがちだけど、それらは
キチンとした経営マネジメント上の裏付け・土台があってこそなんだな)」とあらためて感
じた出来事がありました。

●本日は是非、皆様にも私同様“気付き”を感じていただきたく、A社長からうかがった、
とある取り組みについて共有させていただきたいと思います。「月例研修+〇〇」という取
り組みについてです。

●A社は毎月1回、日を固定し、スタッフ全員を集めて社内研修を実施されています。「そ
の時間は仕事を受けない」とA社長自ら断言されるほどの徹底ぶりで、全員に等しく社員教
育の機会をつくる事を意識されているのですが、終了後には毎回、社員全員で食事をするそ
うです。

●そして、この点が本当にユニークだな、と思ったのですが、その際は“外に食べに行く”こと
は行わず、“事務所内で食事をする”ようにしているのだとか。しかも、更に面白いことに、そ
の時のメニューは“鍋”が中心になるとのこと。

●「一つの鍋を社員同士で囲んでつつきあう」これだけでも社員同士の距離がグッと縮まり、
“チームワーク醸成”という意味においてとても効果性が高い取り組みだなぁ、と感じるの
ですが、A社長の会社が輪をかけて更にユニークなのは、その材料の調達から仕込み(食材
を切り分けたりetc)までを、A社長を中心とする“管理職”が毎回担っている、という点
です。

●勿論、食事の時間も各々の鍋の給仕を担当するのは“管理職”のメンバー。「日々、現場
や事務所で頑張ってくれているスタッフの1ヶ月間の労をねぎらい、感謝の気持ちを持っ
て管理職自らがスタッフを“おもてなし”する」そんな“意味”を持たせるために、意識的
にこのような取り組み・工夫を行っている、とのことでした。。。。

●「ただ何となく、の“ルーティン感覚”で物事を進めていくのではなく、一つ一つのアク
ションに経営者・幹部としての“メッセージ”を乗せていく」・・・・さて、この事例、皆様は
どのようにお感じになられましたでしょうか?少しでも興味をお持ちいただいた皆様は一
度、“自社ではどんなメッセージのもと、どんな取り組み・工夫が出来るか”具体的に考え
てみても面白いかもしれませんね(また何か面白いアイデアが思いついたら是非、私にも
教えて下さいませ^^)。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、大阪にてセミナー。

終了後、東京へ戻ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。