おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。
滋賀県甲賀市で古民家を活用した高齢者レストラン
“歳(とし)の香(こう)”
が営業されたようですね。
営業は午前11時~午後4時。
メニューは10種類の漬物「香の物」と「釜戸のご飯」、
2種類の「おばんざい」に「ほうじ茶と煎茶」「豚汁」のセット。
漬物はバイキング形式で、一人当たり500円だそうです(安い!)。
市内の高齢者施設利用者4人が配膳、福祉事業従事者や社会福祉
協議会職員の有志、地域ボランティアなど10人が調理を担当し、
多くの地域住民が訪れたとのこと。
こういう草の根的な取り組みって、ホント大事だなぁ、と
あらためて感じた次第です。
※情報元の記事はこちら
↓
https://mainichi.jp/articles/20171031/ddl/k25/040/456000c
では、本日のメルマガに入らせていただきます。
今日の視点───────────────────────────────────
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■■備えあれば憂いなし?
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●昨日ご紹介させていただいた首都圏地区の異業種出身介護経営者、A社長。「我々介護経
営者は、(ボランティア志向の)介護職員に頼ってしまっているのではないか」という厳し
くも斬新な意見をお聞かせいただいた訳ですが、
●実はその際にもう一つ、「さすがだな」と感じた話がありました。今日はそちらのもう一
つの話を是非、皆様にご紹介させていただきたく思います。介護報酬改定に向けた事前対応
についてです。
●「最悪、10%ダウンした時の対応までを今のところ考えていますけどね」2018年報酬改
定の話題に及んだ際、A社長はサラリと上記のように答えられました。「10%もですか?」
と聞き返した私に頷きながら、A社長は次のように言葉を続けられました。
●「介護報酬って毎回、一桁台前半ぐらいでジワジワ下がっていくことも多いじゃないです
か。そのレベルだとちょっとしたやりくりで何とか対応出来てしまうことって多いと思う
んですよ」
●「でも、その結果、本質的な課題(=社会保障財源の逼迫により、今後、報酬が下がり続
けるであろうという仮説)を真正面から捉えようという気が失せてしまい、何となくやり過
ごしてしまう。これって僕は、経営者としてとてもまずいことなんじゃないかな、と思って
いるんです」
●「だから僕は報酬改定に合わせて毎回、敢えて“仮に10%下がったらどうするか”という
シミュレーションを考えるようにしています。正直、数字を見たくない、と感じることもあ
りますが、でも、見ないでいる方がよほど怖い(苦笑)。2008年に事業を始めて以降、2012
年からそのような計算と対応策の事前準備を毎回続けていますが、お蔭様でそこまで準備
しておくと、実際の改定に直面しても慌てずにいることが出来ていますね。あ、ちなみに、
総合事業については20%まで意識していましたけどね」・・・・・・
●さて、このA社長の言葉、皆様はどのように感じられましたでしょうか?「備えあれば
憂いなし」という諺がありますが、“なるほど!”と感じられた方は是非、A社長と同様の
対応を早めに行ってみても悪くないかもしれませんね^^
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以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日も、東京都心でクライアントの打合せが
続きます。
皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。