[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1095]

社内に“顧客志向”を徹底させる取り組み~アマゾンの事例より~

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

医療・介護の現場で患者や高齢者、スタッフの
ケアに当たる専門僧侶

“ビハーラ僧”

を養成する研修が一昨日、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)の
施設「伝道院」で始まったようですね。

研修は座学に当たる14日間の前期基礎研修と、

病院や老人ホームなど4カ所で行う54日間の後期臨床実習で
構成されているとのこと。

なかなか興味深い&業界にとっても有益な
取り組みではないかな、

と感じた次第です。

※参照元URL

http://www.sankei.com/west/news/171003/wst1710030014-n1.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■社内に“顧客志向”を徹底させる取り組み~アマゾンの事例より~
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●先日、関西地区の介護経営者(A社長)と会議の活性化について意見交換させていただい
た折、ふと思い出したことがあり、その内容をお伝えさせていただいたところ、「とてもパ
ワフルなアイデアかもしれませんね。うちも検討してみようかな、、、」との言葉をいただく
ことが出来ました。

●この話、同じように気付きを感じていただける方もいらっしゃるかもしれないな、という
想いのもと、今日は、その時にお伝えした内容を是非、皆様にも共有させていただきたく思
います。アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾス氏が実践していたと言われている、“顧客志向を
徹底させる取り組み”についてです。

●顧客視点を大切にし、様々な仕組みを構築する事で世界的大企業に成長したアマゾン。
“アマゾンの本社ビルには、一人目の顧客の名前が付けられている”等の話もある通り(私
自身、人伝で聞いた話なので真偽は定かではありませんが)、“顧客を大事にする”徹底ぶり
には数多くの伝説を持つ同社ですが、中でも私が“面白いな”と思い、A社長にお伝えさせ
ていただいたのは、“会議の環境づくり”。

●ベゾス氏は自らが参加する会議を行う際、決して自らが上座に座る事はせず、一番上座に
毎回、必ず空席を準備させたそうです。その空席の意図は、「そこ(空席の席)に顧客が座
っていると仮定(空想)して会議を進める」という同氏の意志の表れ。

●「会議風景を見ている空席の架空顧客は今の議論・結論について、果たしてどう感じるだ
ろう?我々は“自社視点”ばかりで議論していないだろうか?」そんなことを想像しながら会
議を進めるための一工夫を施すことで、彼は、参加者全員が常に顧客視点に立脚した議論や
意思決定を行うような空気づくりを心がけたのだそうです。。。。。。

●さて、この話、皆様はどのようにお感じになりましたでしょうか?少しでも興味をお持ち
いただけた方は、「自社の会議は果たしてどこまで顧客志向を徹底できているだろうか?」
「更に徹底させるために何か工夫が出来ないだろうか?」一度、そんな視点で見つめ直して
みても悪くないかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は東京で、デスクワーク&打ち合わせが続きます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。