[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1042]

小説の一文に自社の組織を照らし合わせてみる。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の
原田です。

認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の数値目標
が新たに更新されたようですね。

資料によると、認知症サポーターは2020年度末までに

“1200万人(平成28年度末時点で880万人)”、

かかりつけ医のアドバイザーなどを担う

“認知症サポート医”の数も、

1万人にまで増加させるようです(平成28年度末時点で6,000人)。

ご関心をお持ちの皆様は、下記の資料をご確認下さい
ませ。

第6回認知症高齢者等にやさしい地域づくりに係る
関係省庁連絡会議

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000170321.html

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

今日の視点───────────────────────────────────
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■■小説の一文に自社の組織を照らし合わせてみる。
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●先日、関西地区にて、全社の風土改革に取り組まれようとされている介護経営者(A社長)
と意見交換させていただいた折、とある言葉を思い出し、「こんな言葉がありますよね」と
ご紹介させていただいたところ、「正に今の私の心情を言い表している言葉かもしれません。
ホントにそうですよね。。。」という言葉をいただきました。

●ひょっとするとA社長と同様、自社の組織に課題を抱えており、何とか改革をしたいと
お考えの皆様も多いのでは?そして、そのような方々に少しでも気付きをご提供出来るか
もしれないな、との想いのもと、今日は、その際にご紹介させていただいた言葉を皆様にも
共有させていただきます。夏目漱石の傑作の一つ、「草枕」の冒頭部分に書かれていた言葉
です。

●「草枕」の冒頭には、次のような言葉が記載されていました。「智に働けば角が立つ。情
に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」・・・・・・

●言われてみれば、確かにそうかもしれません。そして、あくまで個人的な経験から来る私
見ですが、特に中小規模のオーナー企業には2つ目の「情に棹させて流されてしまってい
る」状況がよく見受けられるのではないかな、と個人的には感じる次第です(特に優しい経
営者の方はそうですよね)。

●さて、翻って考えた場合、皆様の今の組織の状況は如何でしょう?要はバランスだと思う
のですが、「理」「情」どちらに課題がある、と感じますでしょうか?自社の組織風土が醸成
されるに至った過去の施策等について、一度、そんな視点で分析してみても面白いかもしれ
ませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は午前中に京都市内でクライアント企業
様とミーティング。

その後、午後から滋賀県へ移動し、

とあるプロジェクトのキックオフを行い、

夜の新幹線で博多へ入ります。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。