[ケアビジネスSHINKA論 Vol.762]

偶然すれ違った電車を見て、感じた事。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

昨日の午後、30度近かった東京を離れ、

北海道・札幌に到着しました。

気温は25度との話でしたが、湿度の関係か、

とても爽やかな空気。

狭い、狭い、と言いながら、やはり日本は広い
ですね。

今週はずっと北海道でホテル暮らし。

お会いできる全ての皆様に価値を提供出来る
よう、

気合を入れて今日からの面談に臨んでまいります。

では、本日もメルマガの中身に入らせていただきます。

今日の視点──────────────────────────────
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■■偶然すれ違った電車を見て、感じた事。
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●今月初めのゴールデンウィーク。親戚の家に向かう為、家族で久々に西武電鉄に乗った時の事です。西武電鉄、と言うと、使用している車両が古い、というのが私の率直な印象なのですが(沿線の方、申し訳ございません!)、その時、そんな私の固定観念を180度覆すような電車が私の前を通り過ぎていきました。名称は、今年の4月から運航開始した西武電鉄の観光列車、“52席の至福”。

●思わずポカンと見つめてしまい、その後、大急ぎでスマホ検索したところ、臨時電車として土休日を中心に年間100日程度の運行を予定しているとのこと。ちなみに料金は、ブランチコースで10,000円(税込)/人、ディナーコースは15,000円/人、と書いてありました。(人によって感覚は様々かと思いますが、恐らく多くの方が申し込みをされているのではないか、と思われます。この手のサービスが大好きな私も、家内と「秋口、紅葉のシーズンにでも乗ってみたいね」と話しました^^)

●最近、特に人口減が見込まれる地域等において、前述のような“観光列車”のニュースを目にすることがよくあります。自社の生き残りはもちろん、街の活性化も巻き込んで、地方鉄道会社が様々なチャレンジを仕掛けてきていることは恐らく多くの方がご存知ではないしょうか?

●転じて「このような発想を何か我々の業界にも応用できないか?」と考えてみた場合、様々なアイデアが生まれる可能性もあるのでは?と思います。例えば、この事例に倣い、通常営業に加え(或いは通常営業の一部時間の使い方を変更し)、新たな価値を創造するサービスを自社の既存サービスに付加する、なんてことを検討することも有意義かもしれません。(以前、夜の時間帯にのみ“仕事に疲れた都会のビジネスマンを癒す席”を設置するプラネタリウムの話も思い出していただければと)

●同業種はもちろん、他業界の様々な事例は、我々経営者にとっては“学びの宝庫”です。「この事例は私に何を教えてくれているのだろう?」「この事例から何が学びとれるだろう?」そんな“学び上手”になる感性を身に着けるために、日々、自信に“質問”する習慣を身に着けておけば、ひょっとすると何気ない日常から新たなブレイクスルーが生まれるかもしれませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、札幌市内で、2社の介護事業者様、

及び商工会議所の方と面談です。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。