[ケアビジネスSHINKA論 Vol.1255]

“Work Life Balance”という言葉に対する、とても興味深い考え方をお聞きしました。

おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ の原田です。

あまり気にも留めていませんでしたが、

先週末から既に6月に突入しているのですね。

今月が終われば2018年は半分終わる事になります。。。。

“時は金なり”

ここから先、一瞬一瞬を大切にしていかなければ、

とあらためて心に誓った次第です。

では、本日のメルマガに入らせていただきます。

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■■“Work Life Balance”という言葉に対する、とても興味深い考え方をお聞きしました。
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●先日、首都圏地区の介護経営者(A社長・40代後半)と職場活性化について意見交換さ
せていただいた時の事。「あくまで個人的な感覚なのですが、、、」と謙遜されつつも、
とても興味深い話をうかがう機会がありました。

●この話、ひょっとするとA社長と同じ感覚を覚えていらっしゃる方も中にはいらっしゃ
るかもしれない?という想いのもと、今日は是非、私がA社長からうかがった内容を皆様
に共有させていただきたく思います。昨今では当たり前に使われるようになった“Work Life
Balance(ワーク・ライフ・バランス)”という言葉に対する捉え方についてです(以下、A
社長の言葉より抜粋)。

●「どうも私の中では疑問符が残るんですよねぇ。私の考え方が古いのかもしれず、それは
それで問題だとは感じているのですが(苦笑)、、、、同世代として、原田さんはどう思い
ます?」そんな枕詞から始まった、“Work Life Balance(ワーク・ライフ・バランス)”
という言葉に対するA社長の考え。「どの部分で疑問をお感じになられているのですか?」
と尋ねる私に対し、A社長は次のような説明をしてくださいました。

●「いや、あくまで私個人の一意見に過ぎないのですが、“Work”という言葉と“Life” という
言葉が普通に並べられているところに何となく、違和感を感じるんですよね。“Work”と“Life”
って、そもそもそういう関係だったっけ?という感覚を覚えるんです」では、どのような関係
なのですか?と続けて質問する私に、A社長は次のように分かりやすく説明を重ねて下さいまし
た。

●「私の中では“Work”と“Life”の関係を考えるにあたり、先ずは個々人において“Work In
Life(ワーク・イン・ライフ)”を考えることが重要であるような気がするんです。自らの人生
の中における仕事の意味・意義を考え、その考えに基づいて“Work”と“Life”の“Balance”をどう
形成するか、という順番でステップを踏むならまだ理解出来ます」

●「にも関わらず、初めから“Work”と“Life”を別々のものとして切り離し、その上で“Balance”
を取りましょう、というのは何となくおかしいのではないか、と。だから、私の会社では先ず、
個々人における“Work In Life(ワーク・イン・ライフ。人生における仕事の意味)”について
考えるところから始めなければならないな、と思っているんです。あ、ちなみに、誤解がないよ
うに言っておきますが、決して“目いっぱい働け”と言いたい訳でも何でもないですよ(苦笑)」・・・・

●さて、上記A社長の見解に対し、皆様はどのようにお感じになられましたでしょうか?良きに
つけ悪しきにつけ、法人としての組織力にも大きな影響を及ぼしかねない本テーマ、少しでも心
に引っ掛かりを感じていただけた方は、一度、時間を取って、「自社としてはどう捉えるべきな
のか、少し思考を深めてみても面白いかも知れませんね。

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以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、東京都心で打合せ。

終了後、夜の便で明日の仕事場所、

新潟へ向かいます。

皆様は今日、どんな1日を過ごされるのでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとうございました。