おはようございます、
(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。
このメルマガでも何度か取り上げさせて
いただいている、
“クラウドファンディング”
という手法。
再度、簡単に解説させていただくと、
“クラウドファンディング(CrowdFunding)”
とは、
群衆(crowd)と資金調達(fundhing)を組み合わせた
造語で、
クリエイターや起業家が製品・サービスの開発、
もしくはアイデアの実現などの
“ある目的”
のために、
インターネットを通じて不特定多数の人から
資金の出資や協力を募ることをいいます。
※本定義に対する参考サイト
↓
http://anipipop.com/what-is-crowdfunding/
そんな中、
世界最大のクラウドファンディングサービスである
“kickstarter(キックスターター)”
において、
我々の業界に関連する、興味深い試みがアメリカで
始まりました。
本日のメルマガでは、
この新たな試みについてご紹介させて
いただきます。
“薬の飲み忘れを防ぐスマートデバイス
「Lumma」–高齢者の見守りにも”
↓
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年齢を重ねると持病を抱えるようになったり、
身体のあちこちが不調になったりして、
どうしても日常的に薬を飲むようになる。
それと同時に判断力や記憶力も衰えるので、
飲むべき薬を忘れてしまうことも多い。
薬の飲み忘れや飲み残しは患者本人の治療に
悪い影響を及ぼすうえ、
社会保険の支出面でも無駄な薬剤費が発生する
ことになり、
「残薬」
と呼ばれ問題視されている。
そんな問題も、
クラウドファンディングサービス
“Kickstarter”
で支援募集中の
“Lumma”
を使えば、
すぐに解決できるだろう。
普段飲む薬をセットしておくと、
適切な時間にしかるべき薬を
“Lumma”
が出してくれるからだ。
“Lumma”
は、
薬の飲み忘れを防ぐスマートデバイス。
3カ月分の薬を6種類入れておける
“Model 6”
と、
12種類入れておける
“Model 12”
の2モデルがある。
本体の上部から薬を入れ、
薬ごとの摂取スケジュールと量を
設定しておくと、
飲む時間に本体およびスマートフォン
用アプリケから通知される。
ここで本体のタッチパネルやアプリを
操作すると、
下に置いたカップにその時点で飲むべき
薬を組合わせて出してくれる。
薬の用意は
“Lumma”
に投入して設定するだけ。
曜日ごとに飲む薬を分けて入れるピルケース
より手間がかからない。
飲むタイミングはスマートフォンから通知
されるので、
飲み忘れがない。
“Lumma”
のアプリは、
摂取状況を記録し、
それを家族や医師などに送ることも可能。
この機能は、治療の効果を高めるだけでなく、
遠く離れて暮らす高齢の親を見守ることにも
役立つ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月19日
まで。
目標金額の10万ドルに対し、
記事執筆時点(日本時間8月17日14時)で
約2500ドルの資金を集めている。
※引用元サイト
↓
http://japan.cnet.com/news/service/35068987/
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発売価格モデルとしては、
クラウドファンディングの台数限定の早期支援者
向け価格として、
“Model 6”
が169ドル(1ドル125円とすると約21,800円)、
“Model 12”
が279ドル(同じく日本円で約34,800円)
だそうです。
(通常の支援者には両モデルともにプラス30ドル)
国内における類似商品としては、
セントケアホールディンググループが
出している服薬支援ロボ
“ケアボット”
https://www.saintcare-carebot.com/
がありますが、
こちらは定価が12万だそうです。
(実売価格は分かりません)
機能性等の問題もありますので、
値段だけでどっちがいい、悪い、という
比較は勿論出来ませんが、
単純比較すると、
かなり安価バージョンが生まれるかも
しれない、
ということですね。
本格的な製品化までには様々、
日本語対応や技術的なハードルなども
あるようですが、
このような動きは、
事業者やご家族にとって、
とても好ましい動きだと思います。
介護ロボットの進化は正に
“日進月歩”
です。
昨日の話ではありませんが、
ご家族を支援出来る立ち位置にいる介護
事業者様も、
質の高い支援・サービスを提供するために、
この、世の中の
“日進月歩”
にしっかりとついていく必要があるのかも
しれません。
しっかりと
“情報感度”
をたかめてまいりましょう^^
以上、何かのお役にたてれば幸いです。
今日は、とある経営者にお会いする為に、
京都へ日帰り出張です。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。