社会資本整備重点計画原案が公表されましたね。

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おはようございます、

(株)ケアビジネスパートナーズ 代表の
原田匡です。

先日、

サービス付高齢者向け住宅の整備等も
含めた

“社会資本整備重点計画”

の改定版の原案が示されました。

主管は国土交通省になりますが、

本件について、

分かりやすく説明している記事が
ありましたので、

皆様にも共有させていただきたいと
思います。

“高齢者向け住宅などの整備目標値
などを公表- 国交省“

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国土交通省は、

2020年度までの高齢者向け住宅の
目標整備値などを示した

“社会資本整備重点計画”

の原案を公表した。

国交省では、

政策や予算への反映を目指し、

この案を9月の社会資本整備審議会
計画部会で正式決定する方針だ。

国交省では、

中長期的な視点で各種のインフラ
などの整備を進めるため、

定期的に

「社会資本整備重点計画」

を策定している。

現在の第3次計画は12年度から16年度
までを対象としているが、

今回示された原案は20年度までの計画と
して作成された。

原案では、

「災害特性や地域の脆弱性に応じて災害等の
リスクを低減する」

などと共に

「人口減少・高齢化等に対応した持続可能な
地域社会を形成する」

ことが重点目標の一つとして掲げられている。

重点目標を実現するための具体的な目標値の
うち、

高齢者住宅や医療機関、

介護施設などにかかわる目標では、

12年には1.8%だった高齢者人口に
対する高齢者向け住宅の割合を、

20年には3%から5%に引き上げる
ことが示されている。

また、13年度には19%だった

「100戸以上の公的賃貸住宅団地の
うち、

高齢者施設や障がい者施設、

子育て支援施設などを併設する団地の
割合」

を20年度には25%とすると明記。

さらに、

千葉県柏市の豊四季団地のような、

地域の医療福祉拠点の役割も担う
1000戸以上のUR団地を、

20年度には大都市圏で100か所程度
まで増やす方針も示されている。

そのほか、

13年度には1万3978台だった福祉タクシー
を20年度には約2万8000台まで増やすことや、

13年度には15.7%だった、

1日の平均利用者数が3000人を超す駅や
バスターミナルなどでのホームドアの設置率を、

21.9%まで引き上げる目標も盛り込まれている。

引用元サイトはこちら

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/46315.html

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・・・・・・・

サ高住が開始された2011年から掲げられて
いた、

“2020年までに高齢者人口比で3~5%程度の
高齢者住宅を整備する”

という方針がそのまま踏襲された、

ということですよね。

イギリスの同割合は8.0%(2001年データ)、

デンマークは8.1%(2006年データ)、

等と比較すると、

超高齢社会を迎える日本としては、

あまりにも整備率が低すぎる、

という数値が同目標と共に以前より
添えられていた記憶があります。

確かに欧米諸国と比べて整備率が低い
事は明らかでしょうし、

一定の整備を行う事は様々な観点からも
必要、

かつ、有効な施策だと思われます。

後は、言うまでもなく、

高齢者人口がピークアウトしてくる
2040年代以降も視野に入れた中で、

それこそ、

“持続可能な地域社会の形成”

を念頭に整備を行う必要がある事と、

ハード面の整備と共にソフト面、

即ち、

“質の担保”

が追っかけ、大きなテーマになってくる
でしょう。
(これは、競争原理が働けば自然に
機能してくる可能性もありますが)

現在ですら空室が目立つサ高住も多く
存在し、

M&Aも活発に行われている状況の中、

入居する高齢者のQOLを維持・向上する
ためにも、

是非、引き続き、その点にも国として
注力していただきたいな、

と願う次第です。
(厚労省中心のテーマなのかもしれませんが)

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、終日、打合せ&デスクワークが
続いた後、

名古屋へ移動します。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

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