私に元気を与えてくれた出来事。

——————————————————————–
介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
——————————————————————–
本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
——————————————————————–
おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。

先日、障がいの方向けにサービスを
提供している、

とあるNPO法人の理事長と電話で
久しぶりにお話した時のことです。

私と彼との出会いは約2年前。

お会いした当初から福祉に対する志が
とても高く、

大変情熱的で魅力的な方だったのですが、

当時経営、とりわけ、人財マネジメント
や業績の分野で課題を抱えており、

もっと自分自身を成長させたい、

との想いで、

私が主宰していた介護経営塾に幹部の方と
お二人で参加をいただいたことが出会いの
始まりでした。

思いきりジャンプアップするためには、

膝を大きく曲げ、屈伸し、力を貯め込むこと
が必要ですが、

ひょっとすると、当時の彼は、正にそのような
状態だったのかもしれません。

忙しい中ながらも、彼は、毎月1回、全8回の塾に
皆勤賞で出てこられ、

スポンジのごとく内容を吸収し、

また、歴代、塾にご参加をいただいていた
経営者の中で、

最も数多くの質問を私に投げかけてきてくれ
ました(笑)。

その時の熱心な受講姿勢、

そして、

その塾の期間ですら、回を重ねるごとにどんどん
進化されていく彼の姿を見ていて、

「経営に対する正しい姿勢・考え方が備わる
につれ、この方はもっともっと大きく成長するに
違いない」

と私は強い確信を持つようになりました。

以降、塾が終了してからは、互いの多忙な状況も
あり、

しばらくお会いすることも電話することも
なかったのですが、

とある用事が発生し、先日、約1年ぶりぐらいに、
私からお電話を入れさせていただきました。

そして、ひとしきり要件を話した後。

彼が、

「最近の近況を報告しておきますと、、、」

と、今の状況について私にシェアをしてくれました。

「お陰様でようやく業績も堅調に推移しはじめ、
今期は過去の累損も一掃し、税金の心配を
しなければいけないような状況になってきました。」

「とあるご利用者の両親からとても厚い信頼を
いただいていて、

『君たちが今の信念を持ってこれからも頑張って
くれるのならば、

私の持っている資産をつぎ込んでも構わないから、

社会福祉法人成りしてはどうか?』

という、大変ありがたい言葉までいただいています。」

僅か2年前の経営状況を知っている私からすると、この
報告は正に“驚き”でした。

そして、同時に、胸に何か熱いものがこみあげてきて、
何とも言えない嬉しい気持ちになりました。

「やはり、私の勘は正しかったですね(笑)。」

冗談交じりに、彼にそんな言葉を投げかける自分が
いました。

“道徳なき経済は犯罪 経済なき道徳は寝言”

二宮尊徳の報徳思想から発展した言葉であり、

私自身の経営の座右の銘でもあります。

道徳観(倫理観)を持たず、業績だけを求めるのは、
決して世の為にならない。

しかし、経済観念をもたず、理想ばかり語っていても、
それは机上の空論である。

企業としての

“在り方”
“存在理由”

が今まで以上に求められるこれからの時代において、

決して忘れてはならない経営姿勢です。

「道徳」と「経済」の狭間で悩んでいた彼が、

僅か2年後の今、「道徳」と「経済」の両立を自らの
能力で掴み、現実のものにしようとしている。

彼自身はまだまだこれからも進化し続けること
でしょう。

その意味では、彼が率いるこの法人も、これから
ますます、健全な成長に拍車がかかっていくこと
は容易に想像できます。

資本力がある、とか、歴史がある、ということ
だけではなく、

彼のように、“志”という根っこを持った、

強い軸を備えた会社に是非、存続・発展を実現
してもらいたい。

そして、その結果、本当に必要で心のこもった
介護サービスが提供され、

ご利用者が“安心”“笑顔”で最期まで暮らせる
社会を創りたい。

そんな想いで介護事業者向けの経営コンサルティング
活動を推進している私たちですが、

先日の電話は、正に、そんな私たちにとって

“ど真ん中の喜び”

であり、沢山の元気と満足感を与えてくれるもの
でした。

“念ずれば通ず”

という諺がありますが、正しくは、

“念じ、「正しく努力・行動すれば」通ず”

です。

彼の頑張っている話を聞いて、私自身、

“念じ”
“正しく努力・行動”

しよう、と、あらためて自らの背筋を伸ばした、
とても気付きの多い出来事でした。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今日は、栃木県にてセミナー。

高齢者住宅の経営者の皆様に、人財育成
についてお話をさせていただきます。

ご参加いただく皆様に一つでも気付きや
価値をお持ちいただけるよう、今日も
気合で臨んでまいります。

では、今日もお互い、頑張ってまいり
ましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

——————————————————————–
原田匡の2冊目の著書、

「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」

好評発売中!ご照会はこちらから

http://www.haradatadashi.com/books/
——————————————————————–
CB-TAG(シー・ビー・タッグ)
(介護経営総合研究所)

◆運営会社:株式会社タッグ
〒532‐0023
大阪市淀川区十三東1-20-3 
ザ・グランドビューオオサカ1602

メール:info@cb-tag.net
URL:http://cb-tag.net/
TEL :06-6306-6567 
FAX:06-6306-6568     
           ~Visionary Care Company~

社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
——————————————————————–
※このメールに書かれた内容の無断転載、無断複製については、原則OKと
 します。また、その際は、「介護経営エナジャイザーの原田匡によると」
 と一言付け加えていただければ嬉しいです。後は、皆様の良心にお任せ
 します。
——————————————————————–