重要なのは、説得力ではなく〇〇力。

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします!
(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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本メールは名刺交換、セミナー、問合せ等を通じて原田匡と接点があった
介護事業者及びその関連の方々に送信させていただいております。
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おはようございます、

CB-TAG(シー・ビータッグ)の
原田匡です。

先日、あるデイサービスの管理者
(30代前半)の方とお話していた時の
ことです。

「なかなか部下に私の伝えたいことが
伝わらなくて困っているんです。。。」

頭をかき、自嘲気味に苦笑いしながら、
彼はそんな悩みを私に話してくれました。

以前のメルマガでは、

「上司も部下の気持ちを分からなければ
ならないが、

それ以上に、部下が上司の気持ちを理解
しようとするように教育していかなければ
ならない。

上司は部下に対し、

“俺ならどう考えるかを考えろ”

と問い続けることが必要。」

という旨のお話をしましたが、

今日は「上司も部下の気持ちを分からな
ければならない」という視点、

つまり、

部下とのコミュニケーションの中で、

上司が意識すべきことについてお伝え
したいと思います。

皆さんは、

“ミスター・ラグビー”

と言われ、

史上最年少で日本代表ラグビーの
監督になった、

平尾誠二氏
(神戸製鋼コベルコスティーラーズ
総監督兼任ゼネラルマネージャー)

をご存知でしょうか?

スポーツ選手としても超一流ですが、

「チーム(組織)をつくる」

ことにも長けている平尾氏は、

以前、あるインタビューでこんなことを

おっしゃっていました。

「話が伝わらないのは自分の話に説得力が
足りないからだと考えてしまう。

でも、いまのように個々の価値観も違えば、
理解力にも差がある時代に、誰に対しても
説得力のある話し方があるのなら、

私が教えて欲しいくらいです。

部下に話を伝えるのが下手なリーダーは、
ほとんどの場合リーダー側の受信機が問題です。

そこをみんな間違えるんです。

何かを伝えようと思ったら、

まず相手の一挙手一投足に注意を払い、

いまどんな精神状態にあるのか?

性格はどんなタイプなのか?

といったことを見極める。

話すのが苦手という人は、

説得力より洞察力の方に磨きをかける
べきなんです。」

確かにその通りですよね。

“相手は今、どんな状況なのか”
“相手は何に悩んでいるか”
“相手は何を望んでいるか”

恥ずかしながら、

自分が伝えたいことを意識する
あまり、

私自身もこのことを踏み外す時が
多々あります(苦笑)。

私たちリーダーの仕事は、

「伝えてなんぼ」

ではなく、

「相手に伝わってなんぼ」
「相手が納得してなんぼ」
「相手が行動してなんぼ」

です。

部下との関係で悩んでいる上司の皆さんは、

その視点から少し、自分自身を振り勝って
みてもいいかもしれませんね。

以上、何かのお役にたてれば幸いです。

今週は久しぶりにセミナーはなく、

幾つもの面談や打合せが入っています。

新しい試みについても検討を進める予定
です。

たまにはこんな週も必要です(笑)。

では、今日もお互いに頑張りましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。

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原田匡の2冊目の著書、

「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」

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幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
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それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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