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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
さて、今日は、昨日の続きとなります。
「変わらなければ、大事なものも守れない」
その2です。
早速ですが、ご確認下さい。
↓
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どうなるのか分からない中で、
じゃあ今、何をするかを決めるのは結局、
世の中の変化に対する感度ですよ。
ある意味では、
今は気が付かない変化が激しい時代だと思います。
だからみんな気が付いてない、
僕だって気が付いてない変化がいっぱいある。
だけど、
後から振り返ったらこんなに変わっている、
というのが、
絶対にあるんですよ。
それに気付こうとする。
あるいは
「自分で考えるとそうなんだ」
と思えるかどうかですよね。
(中略)
よく人から
「先手を打っているね」
と言われるけど、
別に未来が分かって先手を打ってるんじゃ
ないですよ。
例えば今、会社には車で通っているけど、
いつもラジオをつけっぱなし。
そうすると聞くともなしにいろいろなことが
耳に入ってくるわけ。
そうすると、特に覚えておこうということじゃ
なくて、
それが何かのときに出てくる。
あるいは毎日必ず新聞は何紙か読むわけね。
それで何とはなしに自分の頭の中に引っ掛かって
いて、
そしてそれに即応した手を打っていくという
ふうに考えるだけだよね。
だから敢えてマスコミのことに触れさせてもらう
けど、
客観性が非常に大事だよね。
これはどこがどうということではないけど、
マスコミ全体として、
客観性が失われてきているのではないか。
客観的に物を見ずに主観的にニュースを追うと、
間違った見方になる。
起きていることを客観的に見ることが、
本質的な変化を捉えるのには大事じゃないかと
思うね。
繰り返しになるけど、
未来がどうなるかなんて分からない。
でも例えば、去年の消費税率アップに対しても、
私は一番早くこれからはもう安さじゃないと言って
きた。
安いということも非常に必要なことだけれども、
今の世の中で安さより、
もっと求められるものは質だと。
これは世の中を見て、
自分が勝手に考えたことなわけですよ。
他人に依存していたら、こうはいきません。
世の中が変わっていくものだという考え方の
ベースは、
それでいいと思うんですが、
変わるべきでない、
変えるべきでないものもあると思います。
(中略)
世の中が変わっていく中で、
大事にしたいものを変えないためにはどうする
のか。
これは、かっこいい言葉で言えば
“思いやり”。
もっとかっこいい言葉なら
“互いに尊重する”
ということしかないんじゃないかと思うん
です。
(中略)
昔に比べれば、今はすごく個性を大切にするという
考え方に変わってきている。
それは大切なことなんだけど、
悪い面として人が身勝手になってきている。
だから今はね、
これまでよりも規律が大事になってきていると
思いますよ。
(中略)
商売でもおんなじ。
今は全部、相手の立場になることが求められて
いるわけでしょう。
消費者のことを考えなかったら、
新しいものを生み出せないということ。
昔は物がなかったから画一的でも安くすれば
売れた。
でも今は違うよね。
(中略)
自分の過去を振り返ってみると、
僕はやはり
「これをこうしたい」
ということを、
どっちかというと貫く立場で仕事をしてきたと
思うよ。
同じ仕事をしてもこう改革しよう、
こうしようと言って、
それをずっとやってきたと思う。
さっきも言ったけど、
コンビニをやるなんて言ってもみんな反対
なんだもん。
ヨーカ堂の中だって社長以下反対、
上司も全部、反対。
流通業界の中だってみんなそんなもの
できっこないと。
だけど自分で考えてみると、
小売店と大型店が共存共栄できないはずは
ないと思った。
大きいスーパーが近くにできて小型店が
ダメになるのは、
変化対応ができてないだけだとね。
できるはずだと思ったから、
それを実現しようと思ってコンビニを始めたわけ。
だから、みんなと同じ考え方では手掛けなかった
と思うよね。
ただ注意しなきゃならないのは、
自分を貫くというとつい人間は自分の価値観とか
過去の成功体験とか、
そういうものに縛られてしまう。
それが一番危険なことだよね。
他人の価値観に依存しても仕方ない。
だから自分で考える。
でも自分に固執すると、
今度は時代から置いていかれたり、
身勝手になったりもする。
禅問答みたいだけど、要は、
他人の立場になって、
世の中の変化を自分の目で見続けていくしか
ない、
ということだね。
自制をしながらね。
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2日間に亘り、
長文を読んでいただきありがとうござい
ました。
“介護報酬-2.27%”
という情報が全国を巡っていますが、
様々な意味で、
今まで以上にスピーディな
“変化”
が求めらる時代に突入してきていることは、
誰もがお感じになっていると思います。
そんな中、
“何を変え”
“何を変えないか”
鈴木氏の言葉を借りれば、
“自社を取り巻く他人(ご利用者、ご家族、
地域社会、行政etc)の立場になって、
しっかりと、世の中の変化を自分の目で
見続けていく”
姿勢と意志が益々必要となってくるでしょう。
私自身も可能な限り、
僭越ながら、そんな皆様のお役に立てるよう、
今年は今まで以上に気合を入れて仕事に臨む
所存です。
“変化”
は、全国の介護事業者に平等に訪れます。
それらを恐れることなく、むしろ、
“楽しむ”
ぐらいの胆力で、
さぁ、今年も互いに、
しっかりと頑張ってまいりましょう!
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、私の大切なパートナーの一人であり、
人間的にも大好きな
“西塔秀幸”
先生が経営している法人、
“西塔社会保険労務士法人”
の経営計画発表会に参加するため、
山形へ向かいます。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
引用元サイトはこちら
↓
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20150113/276133/?n_cid=nbpnbo_bv_img
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
こちらも是非、ご覧下さい!
↓
http://www.cb-tag.co.jp/blog-harada/
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原田匡の2冊目の著書、
「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」
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~Visionary CareCompany~
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社=「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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します。私自身、自分が思いついたり考えたりしたものは全て先達からの
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