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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
経営に役立つ情報等をお届けします！
（※）エナジャイザー：エネルギー（energy）や活力を提供する人
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おはようございます、ＣＢ－ＴＡＧ
（シー・ビータッグ）の原田匡です。
10以上前の話ですが、
アメリカのマネー・マガジン誌が
面白い調査を行いました。
例えば、1972年にある会社の株を
100万円分購入したとして、
それが、2002年には幾らになっているか？
アメリカの全ての上場企業を対象に、
いわゆる、
“株式運用成績調査”
を試みたのです。
さて、全米の上場企業の中において、
栄えある第一位に輝いたのは、
果たしてどこの会社だったのでしょうか？
ＧＥ（ゼネラル・エレクトリック）？
マイクロソフト？
インテル？
ウォルマート？
そうそうたるビッグネームが頭に浮かんで
きますが、
実はいずれも違います（笑）。
答は、
“サウスウエスト航空”
だそうです。
同誌の調査結果によると、
例えば、1972年に同社の株を
100万円分買った場合、
2002年には、その100万円が
幾らになっていたのか？
なんと、
“10億円”
を優に超える金額、
即ち、1000倍を超える価値になって
いたそうです。
・・・・・・・・・・
これ、凄くないですか（笑）？
勿論、サウスウエスト航空は、
合理性の追求と共に社員満足を
経営のど真ん中に据え、
秀逸な経営事例として数多く採りあげられて
きた実績のある会社ですから、
“なるほど”
と言って頷かれる方も多いと思います。
しかし、加えて、
私が更に同社の凄さを感じるのは、
この30年間の間に、
航空業界の経営環境は
“最悪”
と言っても過言ではないぐらいの
状況だった、
という点です。
大手航空会社から、
サウスウエスト航空と同じような
“格安航空会社”
に至るまで、
航空業界で、この30年の間に経営破たんを
起こした会社は、
数えきれないほど存在しています。
・・・・・・・
さて、この事実は、私たちに一体何を
教えてくれているのでしょうか？
“どんな業界、どんな環境であっても、
企業が成長できるかどうかは、
自社の経営努力に依るところが
大きい”
私はこの話を聞いて、
ごく当たり前でありつつも、
極めて重要な原理原則に気が付いた
気がしました。
この内容、
私たち介護業界にもあてはまるような
気がしませんか？
制度改正等による環境変化の分析・戦略的活用も
勿論大事です。
しかし、それ以上に大切なものがあるはずです。
それは、即ち、
私たちの目の前にいらっしゃる
“顧客（=ご利用者・ご家族）”
をしっかり見つめ、
彼らが真に望む、
“ホンモノ”
のサービスを提供する仕組みを創ることに
情熱を注ぎ続けることではないでしょうか？
“顧客を見つめ、
何が真に必要かを考えて経営していれば、
おかしくなることは絶対にない。
制度なんて、
それを実践する俺たちの後を一生懸命追いかけて
くるもんだよ”
某県の全要介護者の約4分の１の方に介護
サービスを提供するほどの規模を維持しつつ、
首都圏にも進出をされている某法人の理事長の、
魂のこもった言葉が私の頭に中に強く残って
います。
ご利用者が本当に望む、必要とするサービスを
提供していれば、
たとえ介護保険制度が破綻し、
消えて無くなったとしても、
その会社は必ず生き残れる筈です。
そんなことを考えると、
何だか体の真ん中から力が湧きあがって
くる気がしませんか（笑）？
是非、皆様の更なる奮起、
そして、その先の発展を微力ながら
応援していければと思います。
是非、お互いに頑張ってまいりましょう！
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は朝から都心でデスクワーク＆
打合せです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか？
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう！
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
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原田匡の2冊目の著書、
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ＣＢ－ＴＡＧ（シー・ビー・タッグ）
（介護経営総合研究所）
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～Visionary CareCompany～
社会貢献と利益創出の両立に真剣で、成長・進化を目指す介護事業者に、
業界特性を踏まえた有益な経営情報の発信、及びツールの開発・提供を
行う。その結果、「地域で最も愛され、必要とされ、関わる全ての人々を
幸せに出来る会社＝「Visionary Care Company」を多数創出し、介護業界
活性化の中心的存在となる。
それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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します。私自身、自分が思いついたり考えたりしたものは全て先達からの
教えからヒントを得たものであり、（温故知新も含めた」知の伝承」が大変
重要だと考えておりますので。。。
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