昨日の日経、ご覧になられましたか?

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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(シー・ビータッグ)の原田匡です。

昨日の日経新聞に、

我々も認知しておくべき記事が載って
いましたね。

この動き、金融機関、しかも地銀、

という性格を考えると、

或る意味、大きな

“イノベーション”

と呼べるのかもしれません。

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横浜銀行、福岡銀行など関東と九州の有力地銀5行が
医療・介護分野に出資するファンドを共同で設立する。

病院や介護施設に加え、

終末期ケアを手がけるホスピスから介護ロボットの
開発まで幅広く設備投資を促す。

中長期的に経営を支援するには、

返済期限がある融資よりも投資の方が望ましいと
考えた。

地銀が全国展開するファンドをつくるのは初めてと
なる。

地銀連携の新しいモデルになりそうだ。

参加するのは常陽(水戸市)、千葉、横浜、福岡、
西日本シティ(福岡市)の各地銀だ。

政府系ファンドの地域経済活性化支援機構が
仲介し、

9月1日に発足する。

みずほ銀行も出資し、20億円強で立ち上げる。

関東や九州以外も含む全国約20の地銀にも
参加を打診し、

年内にも100億円への拡大を目指す。

地銀各行は人口の減少や中小企業の再生など
共通の経営課題を抱えているにもかかわらず、

都道府県という営業圏の枠にとどまって
連携が進んでいなかった。

とりわけ医療や介護の分野は高齢化の進む地方で
需要が拡大しており、

かねて地銀間や自治体の連携が必要との指摘が
多かった。

ファンドをつくって投資するのは、

創業まもない初期段階の支援は銀行の融資に限界が
あるためだ。

とりわけ非営利サービスでもある医療・介護の
場合、

赤字になっていたり、

黒字でも利幅が薄いケースが少なくない。

金融庁の検査基準は財務内容を厳しく見る
仕組みで、

銀行がリスクをとって融資する機運は
乏しかった。

ファンドを経由して投資すれば、

銀行本体で投資するよりリスクも抑えやすい。

今回のファンドも病院の再生を数多く手がけた
専門家らが投資先を選ぶ。

投資には一定の破綻リスクが避けられない
ため、

ファンド経由の投資の形にしてリスクを減らす
ことにした。

地域経済活性化支援機構は今回の取り組みに
ついて

「地銀連携のモデルケースとなる。

機構も呼び水として出資し、

同様の取り組みが広がるよう後押ししていきたい」

と話している。

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・・・・・・・・・

私のセミナーにも、地銀や信用金庫等、

いわゆる

“地域密着型の金融機関”

の方が頻繁に出席されますし、

そこからのご縁で、

金融機関様とのコラボセミナーや
(介護事業者向け)

金融機関内での勉強会(支店長向けetc)等を
開催させていただいたこともあります。

彼らの行内にはほぼ、

“医療・介護推進チーム”

という類の名称で、

医療・介護を専門的に支援(≒融資)する
部門が設けられており、

彼らにとっても介護事業者にとっても

“WIN-WIN”

となるビジネスチャンスをここ数年、

模索しているように見受けられましたが、

この動きが契機となって、

今後、金融機関の動きが加速してくるかも
しれません。

また、あくまでも私見・希望的観測かも
しれませんが、

地銀の動きを見て、信用金庫等も動き出す
等、

新たな金融支援の活性化策として様々な
動きに飛び火してくるかもしれません。

様々な関連団体・機関が、

相乗効果やリスク分散を狙い、

“アライアンス(≒同盟)”

という手法を用いることは、

ビジネスの業界としては、

或る意味、

“常套手段”

です。

福祉視点のみならず、産業視点での施策も
どんどん投下されてくるであろう今後、

我々介護業界でも、今以上に、

新たな

“パラダイムシフト(=発想の転換)”

“イノベーション(=革新)”

が求められてくるでしょう。

その意味でも我々業界に身を置く経営者・
経営幹部としては、

関連業界の動き・情報は勿論、

一見すると関係がないような他産業の動き
にも目を配り、

“対岸の火事”

ではなく、一呼吸おいて

“この発想・アイデアは何か自社に応用できないか?”

と冷静にとらえ直す等、

頭を柔らかくしていく訓練を重ねる必要があると
言えそうです。

私自身、何か気付いたことがあれば、

どんどん発信してまいりたいと思います。

逞しく前進してまいりましょう!^^

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、群馬県高崎市でセミナーです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。


最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
よりカジュアルに書いていますので、
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「介護事業所経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用」

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