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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先週のメルマガで、
“心で感じる”
ということについて、触れさせて
いただきました。
今、そのことが自然になるよう、
何となく日頃の生活の中で意識をしている
私ですが(笑)、
何故、そんなことをふと思ったかと言うと、
実は、
とある現場たたき上げの介護経営者との
他愛ない会話の中で、
ふと、その大事さを肌で感じた事に端を発して
います。
その方は、こんなことをおっしゃっていました。
「“高齢者の尊厳を”
とか、
“今の私たちの時代を創ってきてくれた
先達として、尊敬の念を持って”
とか、
様々、それに似たような言葉が世の中で
飛び交っているんですけど、
どれも勿論、大賛成なんですけれど、
正直言うと、何となく、私自身の感覚で言うと、
ピンと来ていないんですよね。
例えば、原田さん、
今、目の前にいるご利用者1人ひとりを
心から
“尊敬”
出来ていますか?
ホントに、頭ではなく心から、
“はい!”
って、胸を張って言えます?
もし、言えるとしたら、それって、
どんな感覚なんですか?
うまく言えないんですけど、
どうも、私の気持ちの中ではスッキリしない、
腹に落ちないんですよ。
別に反対でも何でもないんですけどね。。。。。」
・・・・・・・・・・・・
皆さんは、彼の言葉に対し、
どのように感じられますでしょうか?
私自身、この方のおっしゃりたい
ことについて、
何となく分かるような感覚を覚えて
いましたが、
どうもその気持ちをうまく言葉で表現
できません。
そこで、私は、この方にお尋ねしました。
「○○さん、
○○さんがこの仕事を続けている理由は何
ですか?」
すると、その方は、すぐさま、次のように
答えて下さいました。
「私ですか?
そんなん、決まってるじゃないですか。
私はうちに来てくださっているご利用者、
というか、高齢者の方々が大好きですし、
彼らといると、なんだか、とても面白いし、
楽しいんです。
だからこの仕事、ずっと続けているんですよ。。。。」
・・・・・・・・・・・・・
何が正しくて、何が間違い、
という議論がしたい訳では決してないのですが(笑)、
この言葉を聞いて私が感じたのは、
この方の上記の言葉は、間違いなく
“心”
で感じたものが素直に表現されたものでおり、
“頭”
で理屈や論理に変換されたものではない、
ということです。
そして、そのことにより、この経営者の
“想い”
が、私の
“頭”
ではなく、
“心”
にダイレクトに伝わってきたのだ、
と思います。
勿論、理屈や論理、ロジックを否定する
つもりは毛頭ありませんが、
理屈や論理、ロジックが中心で人間社会が
動いている訳でもないと思います。
ある本に、こんな言葉が書いていました。
“マネジメントに関する有力な考え方、
方法の基礎が、
あまりにも経済学の有力な考え方、方法に
狭くとらわれ過ぎているのではないだろうか。
表現を変えれば、企業の死亡原因は、
経営者達が、商品やサービスの生産活動という
経済面に目を向けすぎ、
企業の本質が人間集団にあることを忘れている
のではないか、
という点だ。”
・・・・・・・・・・
様々な意見や見方があろうかと思いますが、
そんな会話や言葉が自分の中をよぎりながら、
“心で感じる”
ことを大切にしたいものだな、
と、それこそ、心から思った次第です。
皆さんはこの話を読まれて、
どう思われましたでしょうか?
今日は、そんな想いを皆様にお伝えしたく、
少しだけ、理屈や論理に変換しながら(笑)
文章を書かせていただきました。
簡単に言えば、
“素直でいよう”
ということなのかもしれませんね(笑)。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、午前中は都心で打ち合わせ。
午後から金沢で打ち合わせです。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
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