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介護経営エナジャイザー 原田匡が日々感じたこと・考えていること、介護
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(※)エナジャイザー:エネルギー(energy)や活力を提供する人
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おはようございます、CB-TAG
(シー・ビータッグ)の原田匡です。
先週の金曜日、
“DSP(デザインサポートプロジェクト)”
というプロジェクトを主催する団体の
セミナーに、
パネリストとして参加してきました。
“DSP”
は大阪府からの委託事業で、
“社会に役立つデザインを発掘し、
デザイナーの知的財産として守りながら、
活用(商品化etc)まで繋げる”
ことをミッションとした、
非常に画期的なプロジェクトです。
↓
http://www.dsp2014.jp/
ここだけ聞けば、
どう見ても場違いな私なのですが(笑)、
今回(第2回)の“DSP”が、
“Medical & Healthcare”
即ち、
“医療や介護の現場にある課題を解決する
ための新たなデザインを創出しよう”
というテーマであったため、
“介護業界の専門家”
ということで、
私に声をかけていただけたようです。
(ありがたいですね、ホントに^^)
パネリストは、私を含め4名。
介護ロボット分野の第一人者であり、
テレビ等マスコミでも引っ張りだこの、
マッスル株式会社 代表取締役 でもあり、
ロボットエンジニアの、
“玉井博文”
社長の他、
デザイン業界の中核におられる方々が2名、
そして私、
という構成だったのですが、
パネリストの方々やセミナー参加者の話を聞いたり、
意見交換をさせていただく中、
私自身、
“デザイン”
という言葉の奥の深さと可能性を、
あらためて認識し直し、
かなりワクワクしてしまいました(笑)。
今から約7年ほど前、
スウェーデンの医療関連機材のデザインを
数多く担当してきた実績を持つ
“エルゴノミデザイン社(現veryday社)”
の日本支社長を務められていた方から、
デザインの持つ力と可能性について、
こんな話をうかがった記憶があります。
“例えば、当社が手掛けた商品デザインの
事例として
成長ホルモンの投与が必要な子供たちが
自分で使うための注射器は、
サインペンのような形をしています。
針の部分が隠れているので、
注射器といわれなければわかりません。
いかにも注射器、という形だったら、
学校や友達のいる場所では使いにくい
ですよね。
それに、これなら注射を打つ時、
子供たち自身も針を見なくてすむし、
針をカバーする部分が、
痛みをやわらげる効果もあるんです”
色やイラストのパターンもさまざまで、
ストラップも付けられる、
まさに子供が喜びそうなデザインに
仕上がっているそうで、
子供に注射器を選ばせると、
まずこれを選ぶ、
というぐらい、
注射器のイメージを一新させつつ、
機能性や注射器の持つ課題を解決する工夫が
凝らされているそうです。
そんなことを頭の中でボンヤリ思い出し、
“日本の医療や介護現場にもそういう発想が
どんどん入ってくればいいな”
と思っていたところ、
元シャープ(株)総合デザインセンター所長、
現 株式会社memesスクエア 代表取締役
大阪デザイン団体連合 副会長を務められて
いる
“奥田 充一”
氏が、とても印象深く、未来を感じさせる
言葉を発されました。
「今回のDSPにより、介護職の方々が、
“ご利用者とゆっくり向き合えるように
なる”
時間を創りだせるようなデザインを是非、
産み出したいですね」
・・・・・・・
セミナーにご参加いただいた沢山のデザイナー
の方々の力を借りて、
そんな状態を実現出来れば、
確かに、こんなに素晴らしいことはない
ですよね。
今後は、
各デザイナーさんが医療現場や介護現場の
課題を把握するために現場にとび、
そこで得た疑問や課題の解決を念頭に置いた、
新たな
“デザインプラン”
を考え、
コンペを行い、
優秀なアイデアについては、
具体的な商品化の検討に入る、
というステップで進むそうです。
今回は私も審査員として名を連ねさせて
いただいているので、
結果は勿論、
何か面白そうな動きが出てくれば、
また、皆様にも報告させていただきたいと
思います。
「介護」×「他業界のノウハウ」
により、
介護業界がもっと
“元気”
になる。
明るい未来の可能性を大いに感じた、
とても楽しく、有意義な一時でした。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。
今日は、大阪市内で打ち合わせ。
終了後、5日ぶりに東京へ戻ります。
皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?
では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!
今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。
※
最近、ブログも更新し始めました。
日々の活動等で感じた事などについて、
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それが私たち「シービータッグ」のビジョンです。
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