DVDを見て“感じた”言葉(その2)

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(シー・ビータッグ)の原田匡です。

今日も、昨日のお話の続きです。

テレビドラマのDVD

“監査法人”

を見て、もう一つ、

深く印象に残った言葉をお伝えさせて
いただきます。

高度経済成長期の企業の成長を或る意味、

牽引してきたとも言える、

60代後半~70代(当時)の、

監査法人の元理事長だった公認会計士
(役者は橋爪功さん)の言葉です。

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バブルの崩壊が起こった1990年代後半、

確かに意気消沈し、残念ながら、

消滅してしまった企業も沢山あった。

しかし、一方では、

“こんなの大したことない。

だって、自分たちはもっと大きな苦難だった

“オイルショック”

を乗り越え、

それどころか、

その苦境をプラスの力に変えて乗り切って
きたんだから”

と自らを奮い立たせ、

見事に立ち直った企業もあったんだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

その言葉を聞き、

“事業再生”

の名のもとに、

徹底的なコストカットを再建中の経営陣に
突きつけ続け、

その自らの姿勢に疑問を感じ、

悩んでいたある若手の会計士(役者は塚本
高史さん)が尋ねます。


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オイルショックを乗り越えた日本の企業は、
どんな方法で乗り切ったのですか?

やはり、リストラとか?
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その質問を受けた元理事長は、

目を丸く見開きながら、

こんなことをおっしゃっていました。


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確かに、リストラを敢行した企業もあった。

でも、その一方で、

私のクライアントの中には、オイルショックで
業績が急降下した時にも、

社員の給与を下げなかった企業もいっぱい
あったんだ。

いや、むしろ、彼らは上げ続けたんだ。
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呆然として話を聞く若手会計士に向けて、

元理事長は更に話を続けます。

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今の時代、不況や業績が厳しくなると、

直ぐにリストラ、リストラ、と言って、

人件費を削減しようとする企業が殆どだと思う。

その点が、今と昔とを比べると、明らかに違う

気がする。

(その違いの根本は一体何なのですか?という
質問に対し、)

言うならば、企業トップ、親分としての

“心意気”

かな(笑)。

“俺も頑張るから、お前たちも頑張ってくれよ”

そういうことだったと思う。
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・・・・・・・

実は私、以前、熟年のある会計士の先生からも、

自らの実体験談として、

オイルショック当時の、同じような話を聞いた
ことがあります。

勿論、

“リストラはダメだ”

“昔のやり方の方が正しい”

とか、そんな短絡的な、表面上の話では
ないですし、

どっちが正しい、という、

二者択一のような

“鉄の答”

がある訳でもないと思います。

大事なことは、

数字上だけには表れない、

目に見えない資産をどうとらえ、

どう判断するか、

ということなのでしょう。

だからこそ経営者や経営幹部、

もしくは、経営者を横から支える役割の
方々は、

数字を重視しつつも、

目に見えない部分にもしっかり目を凝らし、

自らの目で判断し、

信念と自信を持って、

仕事に取り組まなければならないのだと
思います。
(昨日の話につながりましたね^^)

さて、私たちは、日々の企業活動の中で、

自信を持って、

自らの判断に

“OK”

サインを出すことが出来ているでしょうか?

訪れるであろう未来に対し、

短視眼的施策としての

“リストラ”

“コストダウン”

ばかりに目が行っている、

ということはありませんか(笑)?

お盆が明け、

来年度の法改正の情報がますます具体的に
なってくるこれからの時期を迎えるにあたり、

ひょっとすると、

心に留めておいた方がいい言葉なのかも
しれませんね。

以上、何かのお役に立てれば幸いです。

今日は、静岡県三島市でセミナーです。

皆さんは今日、どんな1日を過ごされる
のでしょうか?

では、今日も互いに頑張ってまいりましょう!

今朝もお付き合いいただき、ありがとう
ございました。


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